FIFAワールドカップ26南米予選第11節が15日に行われ、ウルグアイ代表がコロンビア代表を3−2で下した。この試合で劇的決勝ゴールを決めたMFマヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)の試合後コメントを同日、ウルグアイメディア『エル・パイス』が伝えた。
32分にコロンビアのMFフアン・フェルナンド・キンテーロの意表をついたフリーキックで先制を許したウルグアイは、57分に相手のオウンゴールで追いつくと、60分に30歳にして代表デビュー戦を飾ったFWロドリゴ・アギーレ(クラブ・アメリカ/メキシコ)のゴールで勝ち越し成功。しかし、後半アディショナルタイム6分に痛恨の失点を喫し、数分間のVARレビュー後にゴールが確認された。それでも、試合が再開直後の後半アディショナルタイム11分にウガルテが値千金の代表初ゴールを挙げ、ウルグアイは劇的な勝利を収めた。
決勝点を決めたウガルテは「観客席のサポーターがどのように勝利を祝ったかを見ることができてうれしい。これは永遠に自分の心に残るゴールだ」と語った。
つづけて、「自分は多くのゴールを決めるタイプの選手ではない。試合は素晴らしかったし、自分たちは勝利に値したと思う。時には、ああやって勝つのも美しいことだ」とアディショナルタイムに失点した直後のゴールで相手を突き放し、勝利するのは特別な感情だと説明した。
また、10月3日に元ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(インテル・マイアミ/アメリカ)がインタビューで、同代表を率いるマルセロ・ビエルサ監督を批判したことでウルグアイ代表に混乱が生じたことを指摘されると「どんなプロジェクトにも常にエラーが発生し、それらを修正してチームとして成長する必要がある。このような試合は、物事を再確認するために大切だ。常に間違いと成功があるけど、歩んでいる道のすべての瞬間を経験することが重要なんだ。自分たちはすべてから学んでいる」と、ウルグアイ代表は難しい時期からも学び、前に進む姿勢を持っていることを強調した。
【ハイライト】ウルグアイ代表 3−2 コロンビア代表