イオンタウン(千葉市)は12月6日、広島市佐伯区にショッピングセンター「イオンタウン楽々園」を開業する。イオンタウンとしては広島県初出店となる。
食品スーパー「マックスバリュイオンタウン楽々園店」を核店舗に、71店舗が出店。多様な飲食・食物販の専門店を中心に展開し、地域住民の暮らしをサポートするほか、新たな交流の場を提供する。
同施設は広島電鉄宮島線「楽々園駅」から徒歩3分の場所に位置。国道2号線および市道からもアクセスしやすい距離にあり、車で10分圏内の世帯数は約5万6000世帯、人口は約12万2300人。建物は鉄骨造2階建てで、敷地面積は約2万270平米、延床面積は約2万1280平米。駐車台数は431台、駐輪台数は311台。
広島電鉄が所有する楽々園の商業施設用地のうち、ヤマダデンキテックランド佐伯店、もみじ銀行五日市支店を除く専門店棟およびホームセンター棟跡地を第1期として12月6日にオープン。将来的には、マックスバリュ楽々園店の跡地を第2期として開業するという。
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●テナントの約4割がグルメ関連
第1期71店舗のうち、約4割の28店舗は中四国地方初出店や新業態などのグルメ関連となり、1階にフードマーケット、2階にレストランゾーン、フードコートを展開する。
1階には生鮮およびグロサリーを中心に展開する「楽々園マルシェ」4店舗のほか、総菜や菓子などの食物販店舗を中心に広島県初出店4店舗を含む15店舗が出店。テークアウトに加えイートインスペースも設けている。
2階の「楽々園ダイニング」では、お好み焼き「いっしゃん」や焼肉店「焼肉白李」のほか、広島県初出店の「とんかつ専門店 咲々亭」など、計6店舗が出店。日常からハレの日まで、さまざまな需要に応えていくという。
2階のフードコート「Food terrace」では、約200席を設置。中四国地方初出店の洋食屋「洋食レトロ軒」や鳥料理専門店「九州鳥若丸」、商業施設初出店となるラーメン店「一麺天に通ず」などがオープン。大きなガラス窓を設け、開放的な空間で食事を楽しめるようにした。
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●デジタルサイネージを導入
核店舗のマックスバリュイオンタウン楽々園店は「365日、もっと楽しく・快適・便利な『コト(体験)、トキ(時間)、モノ(商品)』を発信するお店」をコンセプトに、地域住民の日々の生活をサポート。
店内で製造する総菜や焼き立てパンを販売するほか、メニュー提案を行う売場やセルフレジ、デジタルサイネージを導入することで、快適な買い物空間を創出する。
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