【フィギュア】櫛田育良3位、2年連続表彰台の目標達成「絶対乗りたかった」 全日本ジュニア

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2024年11月18日 12:12  日刊スポーツ

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全日本ジュニア選手権で3位となった櫛田育良(撮影・前田充)

<フィギュアスケート:全日本ジュニア選手権>◇17日◇広島・ひろしんビッグウェーブ◇女子フリー



昨季の世界ジュニア選手権5位の櫛田育良(いくら、17=木下アカデミー)が、フリー2位の124・98点、合計189・52点で総合3位となった。前回大会の2位に続き、2年連続で表彰台入り。「落ち着いて全部のジャンプを跳べた。表彰台は絶対に乗りたいと思っていたので、それが達成できて良かったです」と笑顔で喜んだ。


「星の王子さま」の赤色のバラに扮(ふん)し、伸びのびとした滑りを披露。冒頭でルッツ−トーループの連続3回転を降りると、その後も大きなミスなくジャンプを着氷させた。


後半では長い手足を生かしてバレリーナのように氷上を舞い、コレオシークエンスでは出来栄え点(GOE)で全体トップの1・50点の加点を獲得。表現面などを示す演技構成点(PCS)でも全体2位の59・81点とした。「後半に入ってから前半とはガラッと変わって『星の王子さまはどこなんだろう?』と自分で探しに行く感じで。最後はやっと巡り会えたという気持ちで演じていました」とストーリー性のある演技を見せた。


優勝はSP首位の島田麻央。合計201・32点で大会史上初の4連覇を達成した。2位には和田薫子が合計190・17点で入った。

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