武豊騎手とルメール騎手が並ぶ ジャパンCのジョッキー勝利数ベスト3

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2024年11月18日 12:15  netkeiba

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武豊騎手とC.ルメール騎手(撮影:下野雄規)
 東京競馬場で11月24日(日)に行われるジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)。今年もドウデュースやオーギュストロダンをはじめ、国内外から豪華メンバーが集った。東京競馬のラストを飾るビッグレースでかつて生まれた記録とは。騎手の勝利数にスポットを当て、ベスト3をランキング形式で紹介する。

■同率1位 C.ルメール騎手 4勝

 04年にコスモバルク、05年にハーツクライで2着と涙をのんだが、09年にウオッカで初制覇。オウケンブルースリとの激しい競り合いをハナ差しのいでの戴冠だった。その後も短期免許でほぼ毎年騎乗していたが、2度目の勝利はJRA所属になって4年目の18年。アーモンドアイとタッグを組み世界レコードで勝利すると、同馬のラストランとなった20年に3勝目を飾る。昨年はイクイノックスとのコンビで再び白星を挙げ、最多タイに並ぶジャパンC4勝目をマークした。

■同率1位 武豊騎手 4勝

 89年スーパークリーク、91年メジロマックイーン、95年ナリタブライアンと1番人気でも白星に手が届いていなかったが、99年にはスペシャルウィークに騎乗して、凱旋門賞馬モンジューなど強豪を破って初戴冠。06年にはディープインパクトで2勝目を飾った。10年には2位入線に終わったものの、ブエナビスタの降着によって3勝目をゲット。16年のキタサンブラックでは逃げて2馬身半差の圧勝劇を見せ、4回目の制覇を果たした。

■同率3位 岩田康誠騎手 3勝

 兵庫から中央競馬への移籍初年度となった06年はドリームパスパートで2着になると、翌年には5番人気のアドマイヤムーンを導いて早くも初制覇。翌年にはウオッカで3着に入り、3年連続で馬券圏内とさすがの手綱さばきを見せる。09年のアサクサキングスこそ16着に敗れたが、11年にブエナビスタ、12年はジェンティルドンナに騎乗して連覇達成。ジャパンCを2年連続で制したジョッキーは、今のところ岩田康誠騎手しかいない。

■同率3位 L.デットーリ騎手 3勝

 GI・250勝以上を挙げる“世界のフランキー”はジャパンCにも名を刻む。96年の同レースにはシングスピールで参戦し、凱旋門賞馬エリシオや日本のバブルガムフェローら強者を一蹴。中山で行われた02年にはファルブラヴで2勝目を飾る。なお、同年は前日に行われたJCダートも勝っており、連日のGI制覇となった。05年にはアルカセットとのコンビでレコードV。参戦機会は少ないながら、世界のトップホースとともに3勝をマークしている。

 今年はルメール騎手が二冠牝馬チェルヴィニア、武豊騎手が天皇賞(秋)を制したGI・4勝馬ドウデュースをコンビを組む。いずれも勝てば単独トップのジャパンCで5勝目。名手、レジェンドが新たな記録を生むのか。他のジョッキーが待ったをかけるのか。騎手の手綱捌きや記録からも目が離せない。

【騎手のジャパンC勝利数】※敬称略
4勝 C.ルメール、武豊
3勝 岩田康誠、L.デットーリ
2勝 岡部幸雄、R.ムーア、O.ペリエ

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