「コイツは茨城の方で殺処分になりそうなところを保護団体に救われてうちに来た猫なんだけど人懐こくて風呂にまでついてくる。1匹でもそういう猫達が救われることを俺は願ってる」
お風呂にまでついてくる愛猫の写真をXに投稿したBonzさん(@Bonz_zzz)。そこには、お風呂の蓋に座る猫さんの姿が写っています。そんな人懐っこい猫さんの様子にキュンキュンする人たちから、たくさんのコメントが寄せられています。
「我が家もお風呂の蓋の上大好きです!」
「お風呂にまで!すごく懐いているんですね」
「お風呂とかトイレついてくるのは飼い主が溺れないか 心配だからだそうです…」
「これは美形。んで人懐っこいなんて最高すね」
「この子はきっとその恩義を感じてるんでしょうね」
写真の猫さんは、ひめちゃんといいます。2歳の女の子。茨城県内の保健所で殺処分寸前のところを、保護団体に引き取られたとか。それからBonzさんのところにやってきたひめちゃん。今では人懐っこい家猫さんになりましたが…おうちにお迎えした時のことやお風呂についてきた時のことなど、Bonzさんに聞いてみました。
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どこにでもついてくる元保護猫 飼い主が風呂から出ると脱衣場で着替えるのを待つ
──お風呂の中にまでついてくるひめちゃんですが。
「どこにでもついてきます。お風呂にもついてくるし、晩飯を作ってると後ろで待ってるし、朝は玄関で見送ってくれます」
──Bonzさんと、ずっと一緒にいたいのですね。
「自分が風呂から出ると一緒に脱衣場で着替えるのを待ってました。そして寝る時は布団に入ってきたりします」
──甘えん坊さんな猫さん?
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「はい、とにかく甘えん坊です。そして食いしん坊です。もう1匹保護猫がいるんですが、その子のことを気にしながら隠れて甘えてきますね。野生ぽさが全くないので心配です(笑)」
──ひめちゃんとの出会いは。
「猫が好きでよく猫カフェに行ってたんですが、新しく開店した『BAKENEKO CAFE』(東京都新宿区)に行きました。そこは保護猫を救うために保護猫を引き取れる猫カフェでした。とても感銘を受けて、保護猫たちを救う活動に関心を持ちました。そこで我が家でも保護猫を引き取ろうと思い、いくつか近所の保護団体を調べて譲渡会を回り、保健所で殺処分されそうな猫を救ったという団体さんに出会って、その子(ひめちゃん)をうちで引き取ればさらに救えると思い即決しました」
──元保護猫のひめちゃんについて、投稿しようと思ったのは?
「猫を飼う前から雨の日や寒い日、猛暑の日などは外にいる野良猫たちのことが心配になったりしてました。保護猫カフェで捨て猫や保護された猫たちと遊んでるうちに、やっぱり自分でも1匹でもいいから救いたいと思いましたね。たまたま殺処分されそうだった猫ちゃんを迎え入れたのですが、他にも救える猫がいるかもしれないと思うと、より多くの人が保護猫を救ってくれればと思って投稿しました。そうしたら思いのほか、反響があったのでビックリしました」
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Bonzさんの応援している保護猫カフェ「BAKENEKO CAFE」は、病気や障害を抱える猫たちを保護する、猫又療養所というシェルターを新たに作るとのこと。Bonzさんは「病気や障害を持ってる猫たちはお世話が大変なのでなかなか引き取ってもらえないらしく、シェルターを作ったようです。ぜひ、皆さんから応援してもらえたら幸いです」と話してくれました。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)