オランダサッカー協会(KNVB)は18日、同国代表メンバーから2名が離脱することを発表した。
離脱が発表されたのはDFフィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール/イングランド)とMFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/スペイン)。両選手は4−0で勝利した現地時間16日のUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3第5節のハンガリー代表戦に揃って先発出場。ファン・ダイクはフル出場を果たし、昨年9月以来の代表復帰となったデ・ヨングは68分までピッチに立っていた。
オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督は2名の離脱について「フレンキーとフィルジル双方にとって、現時点ではトレーニングキャンプを離れる方が良いと判断した。その決定は医学的根拠に基づいて行われたものであり、もちろん選手の利益を第一に考えた」とコメント。現時点で追加招集の予定はなく、23名でリーグA・グループ3最終節のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に臨むこととなる。
2名は一足早くオランダ代表を離れ、それぞれの所属クラブであるリヴァプールとバルセロナへ戻ることに。ファン・ダイクは今シーズンここまで公式戦15試合に出場し、2ゴール1アシストをマーク。アルネ・スロット監督の下で好調を維持するチームを後方から支えている。また、デ・ヨングは10月に入って長らく続いていた負傷離脱から復帰。ここまで公式戦7試合に出場している。
なお、オランダ代表はUNLリーグA・グループ3でドイツ代表に次ぐ2位につけており、ボスニア・ヘルツェゴビナとの最終節を前に準々決勝進出を決めている。