「紀州のドン・ファン」と呼ばれた男性を殺害した罪に問われている元妻の裁判で、検察側は無期懲役を求刑しました。
須藤早貴被告(28)は6年前、夫で資産家の野崎幸助さんに覚醒剤を摂取させて殺害した罪に問われ、初公判では無罪を主張しました。
裁判で検察側は「楽をして遊ぶためのお金を得るためという動機は極めて悪質で、人命軽視もはなはだしい」などとして、「無期懲役」を求刑しました。
死刑に次ぐ重い刑である無期懲役の求刑に、須藤被告は特に動揺することなく聞いていました。
判決は来月12日に言い渡される予定です。
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