【京都2歳S展望】伝統の2歳中距離戦、持続力やスタミナが問われる
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2024年11月19日 06:00 netkeiba
重賞としては今年で11回目だが、オープン特別として開催された期間が長く秋の京都の中距離戦としてファンには馴染み深い一戦。同時期に行われる2歳中距離重賞としては東京スポーツ杯2歳Sに水をあけられている現状だが、オープン時代の勝ち馬にはエピファネイア、ヴィクトワールピサと「超」がつく大物の名前も見られる。
1.持続力が問われる
開催の進んだ内回りコースで行われることから、一瞬のキレよりも持続力やスタミナが問われる展開になりやすい。それもあってか、京都開催だった過去7回で前走も2000mだった馬が複勝率35.3%なのに対し、距離延長となる馬は複勝率24.3%。
2.差す競馬ができるか
京都開催だった7回で、前走の上がり3ハロンタイム2位以内だった馬が11頭連対。昨年の勝ち馬は2-4角にかけて12→9→7番手で立ち回り、19年の勝ち馬も7→5→3番手で立ち回り、18年の勝ち馬も7→7→5番手で立ち回っており、少頭数で行われやすい割には差しが決まる。
3.前走4着以下からの巻き返しはなし
過去10回で、前走が1着だった馬が7勝、2着の馬が1勝、3着の馬が2勝。それに対して前走が4着以下だった馬は勝てていないどころか3着以内にも入っていない。
エリキングはデビュー戦、野路菊Sと無傷の2連勝。控えて末脚を伸ばすタイプで、このレースにはピッタリ。まだ粗削りな面もあるが、スケールでここも圧倒しそうだ。
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