「親とまだ離れたくない」「会社まで頑張れば通える」など、なんとなく言い淀むヒヨリ。夫が家にお金をいくら入れるつもりなのか聞くと、驚きながら「五千円くらい?」と答えました。
夫はヒヨリの答えを聞いて、やや呆れたような顔をしました。「できることなら助けるから経験としてひとり暮らししてみなさい」と言うと、ヒヨリは少し不満げながらも受け入れたのです。
私はアオノの事情……元夫からの経済的DVを受けたことやそれが原因で離婚したこと、心身ともに弱っているうえにアカリちゃんもいることから、生活基盤が整うまで一緒に暮らしたほうがいいと考えたことなどを事細かにLINEしました。しかし……。
ヒヨリからの返事は怒りに満ちていました。
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私たちが過去にヒヨリからの同居の提案を断ったことで、ヒヨリは「お姉ちゃんばっかりズルい」と感じたのでしょう。
しかし今回の場合、アオノとヒヨリでは事情が全く異なります。わかってもらおうと詳しく説明をしても、ヒヨリは耳を傾けてくれないどころか絶縁宣言までしてきました。
ヒヨリは昔から気が強いところがあり、このモードになったら私の話を聞き入れてはくれません。とりあえず今はそっとしておこうと思います。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
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