サイゼリヤが愛媛県に初上陸 「そよら今治馬越」どんなところ?

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2024年11月19日 13:11  ITmedia ビジネスオンライン

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サイゼリヤなし県に、ついに上陸

 イオンリテール(千葉市)は、愛媛県今治市の「イオン今治店」を全館リニューアルし、「そよら今治馬越(うまごえ)」として11月15日にオープンした。


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 イオン今治店は、1999年に「今治サティ」として開業し、2011年に「イオン」に改称。国道196号や県道156号など人が集まる主要道路を使ったアクセスが良好で、クルマで10分圏内に30〜40代子育てファミリーが多い立地の店舗となっている。


 6月には、店舗隣接地に大型ホテルが開業しており、店舗近隣エリアではさらなるにぎわいが見込まれている。こうした中、地域から親しまれている「馬越」の名称を加え、現代のライフスタイルに合わせた新業態「そよら」へとリニューアルする。


●地元の食材を展開


 核店舗となるのは1〜2階の総合スーパー「イオンスタイル今治馬越」。


 野菜・果物売り場では、今治市近郊で採れた野菜・果物を販売する「しまなみ彩野菜コーナー」を新設するほか、今治市の「大三島みかん」や宇和島市の「玉津のみかん」など、愛媛県産の果実を拡大。カットフルーツコーナーでは、売り場を約2倍に拡大し、愛媛県オリジナル柑橘「紅まどんな」を使用したカットフルーツなどを取りそろえる。


 魚売り場では、地元今治の漁港や愛媛の地場鮮魚を中心に対面で毎日提供。地場鮮魚など、店舗で仕入れた魚を店内で加工し、焼き魚や煮魚などにして提供する魚総菜売り場「魚魚炎(ととえん)」を展開する。


 また、子育て世帯のニーズに応えて、レンジアップ商品やフライパンメニューを拡大。子どもや若者に人気の「トップバリュASC認証生アトランティックサーモン」を中心に生サーモンコーナーを常設し、刺身やサラダ、カルパッチョ、握り寿司などを毎日提供する。


 肉売り場では、愛媛県のブランド牛「伊予牛」や、四国を代表する地鶏「阿波尾鶏」を新規で展開するほか、四国特有の食文化であるかしわ肉「親どり」も取りそろえる。豚肉売り場では、愛媛の銘柄豚「ふれ愛・媛ポーク」「トップバリュ グリーンアイナチュラル ナチュラルポーク」をコーナー展開。


 冷凍食品では、売り場を約2倍以上拡大し、常時約800品目前後取りそろえる。アイスクリームのコーナーを拡大し、新規で地元今治「風美堂製菓」の「しまなみアイス」や、高知の「久保田アイス」を取りそろえる。


●専門店は20店舗


 1階には「イオン薬局今治馬越店」を新規オープン。全国の医療機関の処方せんを年中無休で受け付ける。店内には自身で体の状態を測定できる「サルーステーション」を設置。お薬手帳のアプリ「ポケットファーマシー」を採用し、薬の用意ができたら利用者のスマホに連絡する。


 専門店は20店舗を予定している(11月15日時点)。1階にサイゼリヤが愛媛県初出店するほか、2階にダイソーの3ブランド「DAISO」「Standard Products」「THREEPPY」による複合店が愛媛県初出店。3階には0歳児から遊べる全天候型室内遊び場「The Kids」が愛媛県初出店する。


 3階のオープンスペースには、子育てファミリーや趣味の交流の場として「そよら今治馬越 コミュニティ広場(イベント広場)」を開設。オープン後はラジオ体操など、さまざまな企画を用意しているという。



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