武豊騎手がドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)で、ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)の8年ぶり5勝目を狙う。
武豊騎手はこれまでジャパンCに28回騎乗。8回目の参戦となった99年にスペシャルウィークで初制覇。その後も06年にディープインパクト、10年にローズキングダム、16年にキタサンブラックで制し、ルメール騎手と並んで歴代最多タイの4勝を挙げている。
今年のパートナーはドウデュースだ。21年に朝日杯FS、22年に日本ダービー、23年に有馬記念を制覇。今年はドバイターフが5着、宝塚記念が6着と悔しいレースが続いたが、前走の天皇賞(秋)で4つ目のGIタイトルを獲得。平地ではメジロマックイーン、メジロドーベル、アグネスデジタル、ウオッカ、ブエナビスタ、ゴールドシップに続いて7頭目となる4年連続JRA・GI制覇の偉業を達成した。
今回は日本ダービーを制した東京芝2400mが舞台となる。行きたがる面があるので距離延長はプラスではないが、うまく脚がたまりさえすれば問題ない。海外の強豪を退け、GI・5勝目となるか。このコースを知り尽くしたレジェンドの手腕は見ものとなりそうだ。