12月に開幕するラグビー「リーグワン」1部で横浜キヤノンイーグルスのSHファフ・デクラーク(33)が、開幕戦出場へ意欲を見せた。
19日、横浜市役所で行われた出陣式に参加。南アフリカ代表としてW杯2連覇に貢献している9番は「ケガは完治している。シーズンを楽しみにしている」と笑顔を見せた。
昨季は開幕から出場も、膝のケガのため1月に離脱。4試合の出場にとどまり「あまり試合に出られなくてガッカリ」。シーズン終了後に代表戦で復帰したが、再び負傷。10月から行われている代表の欧州遠征には参加せず、横浜の練習に合流した。
ファンからの質問コーナーでは、いきなり1問目でケガに関する質問が飛んだ。12月22日、昨季王者の東芝ブレイブルーパス東京(横浜・日産スタジアム)との開幕戦へ「もし(メンバーに)選ばれたらですけど、準備は万端です」と力強く返答した。
現在は「チームに再合流して2週間がたつ。コンディションは上がってきている」。しかし、沢木敬介監督からはフィットネス不足を指摘されているといい「そこを上げる努力をしている」と状態を明かした。チームへの合流を早めたことには「フィジカル的にしっかりとした準備ができる。プレシーズンの練習試合にも出場でき、新しい選手と合わせられる」とメリットを明かした。
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今季は来日して3季目になる。「チームのためにしっかりとパフォーマンスを発揮したい。イーグルスのラグビーを発揮して、日本一を目指しながら日本を盛り上げていきたい」と宣言した。【飯岡大暉】
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