DIYのプロが“木工機械の危険性”を注意喚起する実演動画がYouTubeで話題に。動画は記事執筆時点で再生回数133万回を突破するほど反響を呼んでいます。
話題になっているのは、木工によるDIY動画などを発信しているアメリカのYouTubeチャンネル「Blacktail Studio」の投稿です。今回は、木工に携わっているからこそ分かる“木工機械の危険性”を、スローモーション映像を用いて分かりやすく伝える動画を制作しました。
まずは、テーブルの真ん中に丸のこが飛び出すように取り付けられた「テーブルソー」のキックバック(電動工具の刃が使用中に急に手前に跳ね返ってくる現象)を実演。木材に載せたバナナを手に見立てて実験します。
キックバックが起きると同時に木材は作業者側に高速ではじき飛ばされ、バナナは一瞬にして刃に巻き込まれてしまいました。もしこれが実際の作業だった場合、木材を押さえるため手に体重をかけているため、もっと重大な損傷になることが予想できます。
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続いて、マイターソー(卓上丸のこ)によるキックバックも再現。バナナやきゅうりを使った実験では、刃に近づけすぎると一瞬で切断されてしまうことが分かりました。このような事故を防ぐために、木材をクランプで固定して手を刃に近づけないことを推奨しています。
またこのパートでは、マイターソーで水風船を切る様子をスローモーションで撮影した映像も見ることができます。
最後は、丸のこの刃を取り付けたグラインダーで実験。今までの器具と比べると小型ながら、刃の回転に巻き込まれたバナナはやはり瞬時に切断され、同等の危険性であることが伝わってきます。木工機械は細心の注意を払って取り扱わなければ……!
木工機械の危険性が分かる実験に、コメント欄には「良い動画だ」「これを見て良かった」「本当に怖い映像」「見てて胃が痛くなった」「こういう動画をもっと増やすべきだ」といった声や、電動工具の事故で自身や周囲の人がケガをしたという視聴者からの体験談も寄せられました。
Blacktail Studioはこのような注意喚起の映像のほか、木工で家具類を製作する動画などをYouTubeに投稿しています。
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画像はBlacktail StudioのYouTubeより引用
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