京都府伊根町亀島の道の駅「舟屋の里伊根」にツーリングライダーが集える「オートバイ神社」が設置され、鎮座祭が営まれた。関係者がライダーの交通安全や地域の活性化を願った。
同神社は「日本二輪車文化協会」(東京都港区)が全国のツーリングライダーの拠点となる神社として認定しており、伊根町で35カ所目。協会によると、京都府内では2カ所目で府北部では初めて。
道の駅の指定管理者で旅館などを営む「油屋」(同町津母)が、同駅のレストハウス内に小型の社(やしろ)やさい銭箱を設置。とう細工のオートバイも置き、道の駅で御朱印や安全祈願ステッカーを購入できるようにした。浄財は町内の交通安全に役立てるという。
8月の鎮座祭では神職による神事が営まれ、観光や二輪車文化協会の関係者が参列。油屋の濱野茂樹社長は「舟屋や町内の海沿いを訪れるライダーが多く、安全に帰っていただくことにつながれば。他のオートバイ神社と連携した取り組みも考えていきたい」と意欲を話した。
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(まいどなニュース/京都新聞)