今やさまざまなシーンで欠かせないツールとなっているメールだが、多くの人は誤送信した経験があるのではないだろうか? そこで、メール共有・管理システム「メールディーラー」を提供するラクス(東京)は、誤送信メールを送った、あるいは受け取った経験のある全国の20代〜40代の男女会社員600人を対象に「メールの誤送信」に関する実態調査を実施した。調査期間は9月4日〜9月9日。
調査の結果、送った、受け取ったに関わらずメールの誤送信で経験したことのある内容として最も多かったのは、「ファイルの添付し忘れ」(50.7%)だった。次いで「誤ったファイルの添付」(35.3%)となるなど、メールのミスで多いのは添付ファイルに関わるものであることがわかった。
また、特に顧客からの信用低下リスクが高く注意が必要な「個人情報の流出」は、10人に1人以上が経験している。自身のメールの誤送信に気が付いたタイミングは、「送信後10秒以内」が17.5%、「送信後1分以内」が38.7%と、半数以上がメール送信直後に気が付いていた。
一方、メールの誤送信対策として実施している内容としては、「自身での二重チェック」(54.0%)「チェックリストの活用」(30.0%)「上司への確認」(24.5%)などが多かった。人の手によるチェックでミスを防ぐのが主流のようだが、ヒューマンエラーを完全に防ぐことは難しい。完璧を期すなら、誤送信防止機能が付いたツールの活用などを検討してもいいかもしれない。
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