SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2023年にX（Twitter）で話題になった、防音室を買った新人VTuberの自室写真」について、投稿者の夜瀬さんにお話を聞きました。
注目を集めたのは、歌い手・VTuberの夜瀬さんが「防音室を買ったVTuberの末路」として自室の様子を紹介した投稿です。室内に設置された本格的な防音室の外観に「いいなあ」と思って見ていると……。
2枚目で現れた寝所に思わず二度見します。どうやら実際に防音室を設置したところ、予定より空きスペースが狭くなってしまったそうで、約60センチの隙間に寝袋が置かれた光景がじわじわきます。隣の立派な防音室との落差がすごい。
コメントでは「圧迫感すごいw」「寝返りうてないやんw」「スイマセン笑ってしまったw」と笑いを呼び、「横幅60センチは棺の外寸なんよ」「防音室という最強なものを手にした代償に寝床を失った男」なんて声も。一方で、「これが覚悟か」「周囲に配慮出来る人は好感度高い」など、本気の自己投資を称賛する声も寄せられています。
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●マットレスと寝袋で睡眠
夜瀬さんによると、こちらの防音室の価格は150万円ほどで、室内にエアコンも設置し、快適で後悔はしていないとのこと。ただし中は機材などもあって寝ることは難しいそうです。また“60センチの寝所”には車中泊用のマットレスを敷いており、昔から寝袋で寝ていたこともあって「全然余裕で寝れます」と投稿しています。狭いほうが落ち着く人もいますしね。
ちなみにリプライなどでも「自分の部屋もこうなってる」「この人僕と全く同じことになってる」と共感の声もちらほら見られました。
歌い手・VTuberとして活動する夜瀬さんは、YouTubeチャンネル（@yoruseaaa）では“歌ってみた”動画などを主に投稿しています。自宅に防音室を設置したときの心境や、その後のエピソードを夜瀬さんにあらためて聞きました。
●「バズりすぎて友達数人にバレました」
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――自宅に防音室が搬入され最初にこの光景を目にした時、どのような気持ちになりましたか？
夜瀬さん： 見た瞬間「あ、ツイートのネタができたな」と思いました。防音室が使える期待の方が大きかったので狭い所で寝なくちゃいけない不安などはみじんもありませんでした。
――防音室を設置後、生活面で何か変わったことはありますか。また、現在もこの場所で暮らしているのでしょうか
夜瀬さん： 防音室設置前から寝袋で寝ていたので、寝返りができない以外は特に変化はありませんでした。睡眠不足になることもありませんでした。
現在は部屋にあるウォークインクローゼットの入り口のドアを取っ払い、疑似的に部屋を広くし、そこで寝ています。防音室の隙間よりは少し広いです。
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――今も防音室を活用されているようでよかったです！ 投稿がバズった際の心境について教えてください。
夜瀬さん： ある程度伸びるだろうと思って投稿したのですが、さすがにここまでバズるとは思いませんでした。バズりすぎて友達数人にVTuber活動をしていることがバレました。
――今後、どのような活動を行っていきたいですか？
夜瀬さん： 実は前々から防音室の中を紹介する動画を作ろうと思っていたのですが、全然行動に移せていませんでした。今回の取材をきっかけに、あらためて防音室の動画を作ろうと思いました。
画像提供：夜瀬さん
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