金利の上昇が見込まれる中、日本生命は個人向けの保険と年金保険の予定利率をおよそ40年ぶりに引き上げると発表しました。これに伴い、保険料はこれまでよりも安くなります。
生命保険大手の日本生命は終身保険など個人向けの保険や年金保険について、一部の商品を除き、契約者にあらかじめ約束する利回り=予定利率を引き上げます。
来年1月2日以降に契約した、定期的に保険料を支払うタイプの貯蓄型保険が対象です。
年金保険の場合は現在0.6%の予定利率を1.0%に引き上げることで、保険料は最大で5%程度値下がりします。
予定利率の引き上げはおよそ40年ぶりで、日銀が利上げを進めていく方針を示していることから今後も金利の上昇が見込まれるためです。
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日本生命としては予定利率を引き上げて保険料を安くすることで顧客を増やしたい狙いがあるとみられます。