TVS REGZA、4K液晶テレビの新機種としてタイムシフトマシンとMini LED液晶搭載の「110Z990R」など4機種発売 TVS REGZAは11月21日から、大画面でコンテンツを満喫できる4K Mini LED液晶レグザ「110Z990R」(110V型)、4K Mini LED液晶レグザ「100Z770N」(100V型)/「85Z770N」(85V型)、4K液晶レグザ「85M550N」(85V型)を、順次発売する。価格はいずれもオープン。
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●最新高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載
4K Mini LED液晶のフラッグシップモデル「110Z990R」は、レグザ最新の高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載し、レグザ史上最多となる約4万分割のエリアコントロールを実現した、広色域量子ドット液晶パネルモジュールを緻密に制御する。「Mini LEDピーク輝度ブースト」によって、エリアごとのLED点灯時間とともに電流をダイナミックに制御することで、ピーク輝度約5500nitを実現しており、輝く光と引き締まった黒による高いコントラストを再現できる。
AIによる高画質化イメージ
夜景、花火・星空、リング競技、サッカーといったコンテンツを、ディープニューラルネットワーク(DNN)AIエンジンが判別することによって高画質化を可能にする「AIシーン高画質PRO」を搭載し、独自の映像信号処理とパネル駆動処理で夜景での光の鮮やかさやきらめき、星空のかがやきといった、その場にいるかのようなリアルな光景を再現する。
ネット動画の高画質化イメージ
ネット動画は、放送番組とは異なりコンテンツのジャンル情報を得られないため、ディープニューラルネットワーク(DNN)AIエンジンによってその種類や特性を分析・判別し、ビデオ映像、フィルム映像、アニメ映像といったジャンルに分類してそれぞれに適した高画質化を施す「ネット動画ビューティPRO」も搭載している。また、高圧縮コンテンツで発生しがちな圧縮ノイズやバンディングを抑制する「ネット動画バンディングスムーサーPRO」にも対応しているため、なめらかで自然な高画質を実現する。
地上デジタル放送の高画質化イメージ
あわせて、地上デジタル放送で画面のエリアごとにあらわれるさまざまなノイズを低減して、高精細な映像を再現する「地デジAIビューティPRO」も搭載しているので、文字まわりのノイズや動きのある映像で発生する動きボケを抑えて、クリアな映像を描き出す。
自然な人肌の再現イメージ
さらに、「ナチュラルフェイストーンPRO」によって人肌の立体感や質感を向上させるとともに、黒ずみや白飛びなどを抑制して、自然な人肌の再現を可能にしている。撮影環境などの影響でカラーシフトした人肌を、自然で美しい色合いで再現することもできる。
そのほか、「100Z770N」「85Z770N」「85M550N」は「レグザエンジンZR」「地デジAIビューティ」「ナチュラルフェイストーン」を搭載し、「100Z770N」「85Z770N」は全面直下型高輝度広色域4K Mini LED液晶パネルモジュール、「85M550N」は全面直下型LEDパネルモジュールを採用している。また、「100Z770N」「85Z770N」はネット動画のバンディングノイズを抑制する「ネット動画ビューティ」を搭載する。
音質面では、「110Z990R」が重低音立体音響システム「ZIS」を搭載するとともに、「レグザイマーシブサウンド360PRO」に対応しており、20基のスピーカーを音声実用最大出力合計値122Wのマルチアンプで独立駆動させる。トップスピーカーとサイドスピーカーでサウンドの拡がりと定位を強化し、センタースピーカー、ウーファーとともにリアルで迫力と奥行き感のある音場空間を実現する。さらに、新開発のオーディオポストプロセッサーによって5.1.2ch出力に対応し、スピーカーごとに周波数特性や音圧、タイミングを細かく適切に調整する「マルチスピーカークオリティーマネジメント」にも対応しているので、画面の外から鳴る音の位置までも正確に再現し、ライブコンサートや映画館のような臨場感あるリアルな高音質を実現した。
一方、「100Z770N」は9基、「85Z770N」は7基のスピーカーを音声実用最大出力合計値60Wのマルチアンプで駆動し、サイドツィーターにより音の拡がりと定位を強化した「重低音立体音響システムZ」、「85M550N」は左右2基のスピーカーを音声実用最大出力合計値30Wのアンプで駆動し、低音から高音までバランスのよいサウンドを実現する「レグザパワーオーディオ」を搭載する。
そのほか、色温度センサー、明るさセンサーだけでなく、ミリ波レーダーも搭載し、色温度と明るさを検知するセンサーで室内の明るさや外光の影響、照明の色の違いなどを検出して、視聴環境に合わせて画質を自動調整する「レグザセンシング」や、地上デジタル放送の最大6チャンネル録画が可能な「タイムシフトマシン」にも対応している。
「110Z990R」「100Z770N」「85Z770N」「85M550N」いずれも、テレビ番組/ネット動画の垣根を超えて視聴したい番組をシームレスに探せる「ざんまいスマートアクセス」や、登録したタレントだけを集めた推しの出演番組スケジュールを表示する「みるコレ番組ガイド」、見逃し配信の視聴をサポートする「番組こねくと」といった推し活に便利な視聴機能を搭載し、ネット動画ダイレクトボタン×12個を備えた新リモコンが付属する。また、スマートフォンやPCの画面をワイヤレスに映し出せる「AirPlay 2」や「スクリーンミラーリング」に対応する。
さらに、「110Z990R」「100Z770N」「85Z770N」は、ALLMやバリアブルリフレッシュレート(VRR)といったHDMI 2.1規格の仕様に対応し、ゲーム機に合わせて適切な設定に変更する「オートゲームアジャスト」機能や、表示遅延時間約0.83msecの「瞬速ゲームモード」といったゲーミング機能を備えている。また、「110Z990R」と「85Z770N」は、4K/144p入力、ゲームプレイの際にプレイ環境の確認・設定の変更を容易にする「ゲーミングメニュー」にも対応する。「85M550N」は、ALLMと表示遅延時間約0.83msecの「瞬速ゲームモード」に対応している。
発売日は、「110Z990R」が2025年2月、「100Z770N」が11月29日、「85Z770N」が11月22日、「85M550N」が11月29日。