【バスケ】八村騒動に揺れるホーバスジャパンがモンゴル下しアジア杯出場王手 ロス五輪へ第1歩

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2024年11月21日 20:52  日刊スポーツ

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日本対モンゴル 第2Q、レイアップシュートを決める比江島(撮影・宮地輝)

<バスケットボール男子:日本93−75モンゴル>◇アジアカップ予選◇1次ラウンド◇21日◇日環アリーナ栃木



世界ランキング21位の日本が同108位のモンゴルを倒し、3連勝で本大会出場に王手をかけた。28年ロサンゼルス五輪を視野に再契約したトム・ホーバス監督(57)にとって、幸先の良い再出発となった。24日アウェーでのグアム戦に勝てば、来年8月にサウジアラビアで開催されるアジア杯本大会出場が決まる。


いろんな意味合いを帯びた再出発だった。4年後のロス五輪に向けた第1歩に加え、降って湧いた八村塁(レイカーズ)の協会批判騒動。前日20日の練習後、ホーバス監督は「明日は勝ちたい、勝ちたいです」と何度も繰り返した。第2次ホーバスジャパンに、ポジティブな空気を持ち込むには、何としても勝利が必要だった。


八村、河村勇輝(グリズリーズ)のNBA組と、左足関節捻挫で離脱中の渡辺雄太(千葉J)を欠く中、ホーバス監督は「新しい人たちをみたい」と、新戦力の発掘に着手。昨シーズンのBリーグ優勝に貢献した中村拓人や山崎稜(ともに広島)、佐々木隆成(三遠)、山口颯斗(長崎)らを12人の登録メンバーに抜てきした。そこに比江島慎(宇都宮)や富樫勇樹(千葉J)ら、第1次政権からの常連組をからませ、ホーバスバスケの継承を狙った。


中2日で迎えるアウェーのグアム戦に勝てば、1次ラウンド2試合を残して2位以上が確定し、本大会の出場権を得る。来年のアジア大会で存在感を示し、27年のW杯カタール大会に出て、28年のロス五輪で8強入りを目指すストーリー。契約更新の会見でホーバス監督は「4年後が本当に楽しみ。自信があります」と強気に言い放った。まずは幸先の良い船出となった。

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  • 西田選手のプロキャリアの始まりは新潟アルビレックスBBだったんだよね……今日は大活躍だったそうで。
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