ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12
○ 侍ジャパン 9 − 1 米国 ●
<11月21日 東京ドーム>
野球日本代表・侍ジャパンの小園海斗内野手(広島=24)が21日、『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』のスーパーラウンド初戦・米国戦に「2番・二塁」でフル出場。逆転の2点適時三塁打を放ったあと右越え3ランと右越え2ランを立て続けに放ち、計7打点を記録した。
1点を追う5回、広島でチームメイトの9番・坂倉が同点の適時二塁打を放ったあと、なおも二死一、三塁で3番手右腕のバーノンと対戦。3球目の直球を弾き返した打球は、右翼線を鋭く破る逆転の2点適時三塁打となった。
7回の第4打席は一死一、二塁で6番手右腕・ミルズから会心の一撃。3ボール1ストライク後の直球を完璧に捉えた打球は、今大会1号の右越え3ランとなった。8回の第5打席は2死球を与えるなど荒れ気味だった7番手左腕・ビューから特大の一発。1ボール後の直球を振り抜いた打球は、右翼席上段に突き刺さるダメ押し2ランとなった。
チームを逆転勝利に導く1試合7打点の大暴れ。試合後のお立ち台では「本当にうれしいですし、1勝できてよかった」と勝利を喜び、5回の逆転打については「流れを変えたいと思ったので、いいところに飛んでくれたかなと思います」とうなずいた。
終盤には驚愕の2打席連発。「ホームランはあまり打たないタイプなんですけど、この場面で打ててよかったです。シーズン中2本しか打ってないのに、ここで2本打ったので、なんか…はい、打ててよかったです」と話し場内の笑いを誘った。
侍ジャパンはスーパーラウンドも白星スタートを切り、これで今大会は負けなしの6連勝。22日はオープニングラウンド・グループAを1位で突破し、21日のスーパーラウンド初戦で台湾を2−0で下したベネズエラ代表と対戦する。