月の年金18万6000円「新聞購読無し、特売品のまとめ買い、風呂はシャワー浴」節約しながら68歳男性が楽しんでいること

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住68歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人：68歳男性
同居家族構成：本人、妻（65歳）
居住地：神奈川県
リタイア前の雇用形態：正社員
リタイア前の年収：700万円
現在の資産：預貯金2000万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数：厚生年金36年、国民年金6年

現在受給している年金額（月額）

老齢年金（国民年金・厚生年金）：18万6000円
障害基礎年金や障害厚生年金（障害年金）：なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金（遺族年金）：なし
その他（企業年金や個人年金保険など）：なし

配偶者の年金や収入：年金8万円

「妻が今年65歳となり、年金が減額される」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。

その理由として、加給年金のことと推察されますが「妻が今年65歳となり年金が増加する分、私の年金がこれまでより減額となるから」と語っています。

ひと月の支出は約「20万円」。夫婦の年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。

「頭の体操を兼ねたポイ活が日課」

年金生活においては「新聞購読無し、スーパーのデジタルチラシを見て（特売品を）まとめ買い、風呂はシャワー浴」と節約をしているとのこと。

また「空いた時間で頭の体操を兼ねたスマホによるポイント活動」でお小遣い稼ぎをしながら効率的に脳を鍛えている様子です。

「突発的な体調不良への備えが不安」

今の生活での不安については「自分と妻の健康維持と突発的な体調不良への備えが不安」とコメント。

いっぽうで「図書館本の借用による読書三昧、ウォーキングを兼ね妻と買い物、テレビ番組予約による映画、ドラマおよびドキュメント番組の視聴が楽しい」と今の生活の楽しみも教えてくれました。

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(文:あるじゃん 編集部)