その優れた泉質に加えて帯広駅から車でわずか10分と、アクセスのよさも上々。「緑の中の癒しの温泉郷」とホテルのパンフレットでうたわれているように、十勝の森に囲まれた自然の中でリラックスできる環境が整っています。
遠景には日高山脈、間近には四季折々の自然
浴場に入ると、まず目を引くのが大きな窓。遠景には日高山脈、そして間近に音更の町並みと四季折々の自然が広がっており、その光景は「巨大な絵画」そのもの。春の新緑、夏の青々とした丘、秋の紅葉、冬の雪景色と、訪れるたびに違った趣を味わえます。丸美ヶ丘温泉が誇るのは、北海道遺産にも選定された希少な植物性の「モール温泉」。その茶褐色の湯は豊かな保湿力を持ち、「天然の化粧水」と称されるほど。湯上がりの肌は驚くほどしっとりと滑らかで、多くの女性からの支持を集めています。
選べる温泉体験、高温浴・低温炭酸泉・トロンサウナ
浴場では様々なバリエーションでの入浴が楽しめます。大浴槽のモール泉は源泉温度は約48度と高温ですが、加水せず湧出量で温度を調整。そのため「源泉そのものの醍醐味」をたっぷりと満喫できます。
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浴場の一角には、サウナマニアにはうれしい「トロンサウナ」も併設。約50度と一般サウナより低温ながらトロン浴素が発汗作用をうながし、体に負荷がかからず芯からゆっくりと温まります。汗とともに疲れやストレスを洗い流し、モール温泉入浴との相乗効果でさっぱりとした爽快感を味わえますよ。
森林浴と「金運神社参拝」でパワーアップ!
温泉入浴で火照った体を静めるには、ホテルの外での森林浴散歩がおすすめ。野鳥のさえずりを聞きながら、ゆったりとした深呼吸で十勝の「大自然の氣」を思いっきり吸収してみてください。モール温泉パワーと森のエネルギーの両方をチャージでき、あなたの健康運はますますアップすることでしょう。
庭の一角にある神社にも参拝しておきましょう。ここに祭られている「宇賀(うが)大明神」は財と芸術を司る「弁財天」の化身とされており、金運の神様そのもの。特に2025年・巳(み)の年は蛇を頭に抱く姿をした「宇賀神の年」でもあり、しっかりとお願いをしておけば来年は大きなご利益を授かれるかもしれませんよ。
希少なモール温泉入浴と十勝の大自然で健康運を高め、金運神社のご利益もゲット……そんなぜいたくができるのは、ここ丸美ヶ丘温泉ホテルならではといえるでしょう。
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【丸美ヶ丘温泉の基本情報】
住所:〒080-0131 北海道河東郡音更町宝来本通6丁目2
TEL:0155-31-6161
宿泊:素泊まり 1室1名 6200円〜、1室2名 5000円〜
日帰り入浴:大人500円、小学生100円、幼児無料
温泉:
大浴槽 アルカリ性単純温泉(ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉系)
中浴槽 単純温泉(ナトリウム−炭酸水素塩泉系)
サウナ トロンサウナ(サウナ用シートとマットが必要)
その他 個室家族風呂(別料金)もあり
(文:大谷 修一(北海道ガイド))