22日放送のABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』(毎週金曜 後11:17 ※関西ローカル)で、田村裕探偵「車検から7年返ってこない愛車」のエピソードが放送された。マツダの『ユーノス・ロードスター特別限定車ワタル01』が登場し、7年返ってこない依頼者の悩みと同時に、自動車整備工場の代表の苦悩が明かされた。
【番組カット】新競技!泥酔状態で行う「べろべろボウリング」 依頼者は大阪府の男性(65)。車検が切れてしまった愛車を知り合いの自動車整備工場へ車検に出したのだが、いまだに戻ってくる気配がないという。その車は、当時100台ほどしか発売されなかったマツダのユーノス・ロードスター特別限定車ワタル01。25年前に中古で購入したもの。購入直後はあちこちドライブを楽しんでいたのだが、草レースに出たくなりボディを大幅に改造し、エンジンの仕様も変更したり、軽量化のために色々部品を外したりしていると、動かなくなった。さらに、仕事が忙しく、車検も切れてしまった。それから数年が経ち、施した改造を戻さないと車検が通らない状態までになっていたので、親しかった整備工場に相談したところ、「納期を急かさないなら、お受けしても良いですが…」と言われ、車を預けた。
それから、「いつ車検に通って戻ってくるのかなぁ」などと思いながら、7年が経過。依頼者も齢65歳になり、あと何年運転できるのだろうと心配。果たして、愛車は今、どうなっているのか?依頼者の代わりに聞いてほしい、というもの。実は車検に出したマスダモータースの社長は、依頼者の大恩人の義理の弟であり、納期を問わないという条件だったため、直接聞けないと、明かした。
田村探偵が整備工場を訪れ、7年経っていることを伝えると、代表は「そんなに経ってるんや」とびっくり。さらに、草レースのため改造に改造を重ね、純正な箇所はライトのみという車の整備について、言葉を選びながらも「正直、どうしていいのか…」と苦悩を吐露。さらに、「返したい」と正直な気持ちまで飛び出していた。
そのほか、竹山隆範探偵「べろべろボウリングの達人」、せいや探偵「シェアハウスのソファーを汚した犯人は?」が放送された。TVerで見逃し配信を実施。