HiHi Jetsの作間龍斗、俳優の桜井日奈子が23日、東京・下北沢の本多劇場で上演されるニッポン放送開局70周年記念公演『138億年未満』ゲネプロ前囲み取材に登壇した。今作で単独初主演を務める作間だが「5分前になったら震え始めるかも(笑)でもほどよくはしてるのでやるべきことはしつつ冷静になりつつ楽しみたいな」と余裕の笑みをみせた。
【別カット】作間龍斗の初舞台主演作が開幕 今作は、福原充則氏の作・演出で『東京キャラバンin岡山』(2019年)にて上演された短編作品『小渕と韮沢』を若者の希望と挫折、“故郷”をキーワードに、長編のオリジナル青春群像劇として福原氏が自ら書き直し、新たに誕生。『小渕と韮沢』が上演された岡山を舞台に、海の見える町を起点にしてバカ者だった若者4人の青春を描く。
作間は高校卒業後、裏付けのない自信だけど、東京でも通用するはずだと希望を抱き上京したものの、現実とのギャップにじわじわと押しつぶされていく主人公・小渕を演じる。
「そこまで演劇の経験がないのでどう稽古を進めていくか。うれしくもプレッシャーのほうが大きかった。すごく桜井さんもそうですが、キャストとの方、(演出の)福原さんもスタッフさんも優しく丁寧に教えてくれて緊張感もほどよくありながら本番はしっかりできそうです」と胸を張った。
「座長らしくはしてないですね。しなくてもいいのかな。正直に初めてなのでよろしくお願い致しますというスタンス。名前だけいただいています(笑)」と謙そんする作間に、共演の桜井日奈子は「とても頼もしいです。自分では座長らしくはしてないとのことですがそんなことはない。緊張はあまりしないんですよね?私なんて震えています」と苦笑しながら驚いた。
また今作は“映画部”の設定だが作間は「監督を基本やってるんですけど僕も映画をすきなので昔の映画を知ることができました。いっぱい作品がでてくるので調べたりしました。見る機会がないので昔の作品を知る機会をしれてうれしい」と役作りを報告。これについて報道陣から映像監督への興味を聞かれると作間は「ここで言及するのかなり危ない(笑)。でもそういう興味がわくような機会だった」というにとどめていた。