リヤド・エアは、パナソニック・アビオニクスの最新鋭機内エンターテインメントシステム「Astrova(アストロバ)」を採用した。アメリカ・ロングビーチで開催された、APEX EXPOで発表した。
ボーイング787-9型機に導入し、4K OLED HDR 10+スクリーンで、映画品質の映像やインタラクティブ機能など様々なコンテンツを提供する。
フライト間で引き継いだ視聴やスマートデバイスのペアリングなどの機能も提供する。100ワット(W)対応のUSB-C電源も設け、サウジアラビア政府による2025年までに携帯電話のUSB-C対応義務化に合わせる。
一方で、コード付きハンドセットや低速のワイヤレス充電など、「時代遅れのハードウェアには価値を感じない」とした。
サウジアラビアの航空会社では、2023年6月にサウディアが同様に「アストロバ」の採用を発表している。ワイドボティ機30機が対象になるとしていた。
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