歌手の田川寿美(49)が23日、都内で『田川寿美スペシャルライブ〜Happy Birthday〜』と銘打ったスペシャルライブを開催。前日が誕生日とあって、サプライズで大きなバースデーケーキがステージに登場し、大感激だった。
【写真】49歳になった田川寿美 バースデーケーキに感激 1992年4月1日発売のデビュー曲「女…ひとり旅」をはじめ、当時、エレキギターを持って歌う姿が大きな反響を呼んだ「女人高野」、昨年5月発売の前作シングル「下田の椿」、そして最新曲「悲しいめぐり逢い」など、33年間の集大成ともいえる構成で客席を魅了。カバー曲では、久保田早紀の「異邦人」、八代亜紀の「なみだ恋」、ギターの弾き語りで中島みゆきの「地上の星」、ZARDの「負けないで」など、オリジナル曲と合わせて全17曲を熱唱した。
田川は「息子が12歳になりまして、最近はよく家に息子の友だちが遊びに来るのですが、昨日、家に帰ったら何とサプライズで、その友だちと協力してお小遣いを出し合ってケーキを買って来てくれて、ちょっと感動しました。いつの間にかそんなことをしてくれるような子に育ったのか。友だちもみんな純粋で…。20代のときは歌だけの人生を考えていて、一喜一憂していた時代がありましたけれど、時が過ぎてみると、人生はトータルなんだなと…。女性としても、人としても、歌手としてもそういうところで豊かさという気持ちを体験できることは、今後の人生にとって人を知る、人を想うことにつながっていくので、ますますいい歌を伝えていきたいという意欲に燃えています」と目を細めた。
40代最後の年齢になり、「同級生のシングルの女性たちから『いつも恋をしている』という話を聞いて、私の気持ちもピンク色になって、いま私の頭の中ではいっぱいときめいています(笑)。理想のタイプ?ロバート・デ・ニーロ(米国俳優)です」と話していた。