村上春樹のラジオ番組「村上RADIO」約40年前の表参道を振り返る　11月24日19時放送

 　作家・村上春樹がディスクジョッキーをつとめるラジオ番組「村上RADIO」が11月24日（日）19時にTOKYO FMをはじめJFN全国38局ネットで放送される。（一部の局では、放送時間が異なる）。

 　『村上RADIO』は、毎月最終日曜日の19時に放送される、作家・村上春樹がディスクジョッキーをつとめるラジオ番組。音楽を愛する村上がラジオDJに挑戦し、自ら選曲も担当する。2018年の初回放送から今年で6年目を迎える人気番組だ。

　第69回となる今回の放送のテーマは「村上の世間話５」。『村上の世間話』シリーズは、村上が何気ない日常の中で体験したエピソードを語りながら、お気に入りの音楽を流していく企画。リスナーからも好評の企画で、5回目となる今回の放送では、40年ほど前の東京・表参道の話からスタート。当時お気に入りだった鰻屋、『風の歌を聴け』の新人賞の授賞式のためにスーツを買った話など、かつての体験を織り交ぜながら、村上が自宅のレコード棚から持ってきた音楽をかけていく。

今回の放送に際して、村上からリスナーへコメントが届いている。

「さて、恒例の『村上の世間話』の５回目です。いつものように、あれこれあまり役に立たない世間話をしながら、手元にあるレコードやらＣＤやらをおかけします。日曜日の宵、僕のうちに遊びに来たような感じで、のんびり寛いで聴いていただけるとなによりです。残念ながらお茶やお菓子は出せませんので、申し訳ありませんがご自分で用意して下さい。そばに猫とかもいるといいですね」(村上春樹)

　かつての表参道に想いを馳せながら、音楽を楽しもう。