演歌歌手田川寿美(49)が23日、東京・新宿のショーレストラン「ガルロチ」でバースデーライブを行った。前日が49歳の誕生日だった。
1992年(平4)に「女…ひとり旅」でデビューして33年目。代表曲「女人高野」や新曲「悲しいめぐり逢い」など自身の曲のほか「異邦人」(久保田早紀)「負けないで」(ZARD)「地上の星」(中島みゆき)などのカバー曲を含む計17曲を披露した。「今日のテーマは『ノスタルジー』。昔のヒット曲はイントロだけで曲のイメージがわいた。その素晴らしさを皆さんと共有したい」。
16歳でデビューして33年。「これまでいろいろな曲を歌ってきました。これからも目の前の人が笑顔になるような曲を歌っていきます」と決意を明かした。
誕生日にはうれしいサプライズがあった。「1人息子が12歳で、いつも友だちが4、5人遊びに来るんです。『大きくなったし、かさばるな〜』と思いながらいつもお茶やお菓子を出していた。そうしたら昨日、息子と友だちがケーキを買ってくれたんです。すごく感動しました」。
40代最後の1年の過ごし方については「女性としても人としても歌手としても、豊かでいたい。人を思いやることで、ますますいい歌を歌える。演歌は時代の隅に寄っている気配があるけど、時代と融合をした演歌の良さを、胸を張って伝えていきたい」と意気込みを明かした。
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そして取材の最後は母の顔になって「最近、息子からは『ウザい』と言われ始めている。恋人にするなら歌が好きで髪の長い子がいいと言っています。私みたいに(笑い)。今は洗脳がうまくいっているみたい。将来は建物の構造が好きなので設計士になりたいと言っています。歌手になりたいと言ったら? 応援します」と話した。
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