ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
37歳・専業主婦の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は富山県に住む37歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。家族構成
本人、夫(39歳)、長男(9歳)金融資産
世帯年収:本人なし、配偶者500万円世帯金融資産:現預金200万円、リスク資産1100万円
リスク資産の内訳
・投資信託:1100万円積立投資実績
(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2018年から
つみたてNISA(旧NISA)がスタートした2018年から「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
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新NISAが話題になるにつれ、「節約して入金力を高めたい」との思いがさらに高まったそうで、「今まではあまり本気で資金形成したいと考えていなかったが、投資の大切さを思い直して頑張ろうと思った」と投稿者。
現在の運用実績については「元本約860万円→運用益込1100万円」。長年の積み重ねと思い切った一括購入で、しっかりと利益を生み出している様子です(数字は2024年夏場以前のもの)。
37歳・専業主婦の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「日本円で持っているだけの人とは毎日差がついていると思います。あまり生活を大きくせず、余った分は全て投資に回していきたいです。資産が少し増えてきて、心の余裕につながりました」とコメント。いっぽうで投資に消極的な夫とは意見が合わず、落ち込むことも多かったそう。「積極的に運用している私と夫では、投資信託への知識の差もあり、『暴落が来る』とXで言われる度に『日本円で持っていなくていいのか』と(夫に)言われる度に、悲しくなりました」と吐露。
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今積立投資を検討している人には、「できる範囲で構わないから1円でも多くお金を入れた方がいいと思います。投資信託を始めれば自動的に節約志向にもなれると思います」と勧めます。
今後のNISAについては、「2024年はS&P500に360万円×夫婦2人で入れましたが、来年は難しいと思うので、来年の頭に残った貯金を入れて、そこからは月5万円かそこらを積み立てていく」予定とのこと。「全てS&P500です」と心に決めておられるようでした。
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(文:あるじゃん 編集部)