37歳・専業主婦「S&P500が240万円のプラスでも、夫が投資否定派で悲しい」新NISAで本気を出した女性の決意

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2024年11月24日 06:11  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は富山県に住む37歳女性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

37歳・専業主婦の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は富山県に住む37歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、夫(39歳)、長男(9歳)

金融資産

世帯年収:本人なし、配偶者500万円
世帯金融資産:現預金200万円、リスク資産1100万円

リスク資産の内訳

・投資信託:1100万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2018年から

つみたてNISA(旧NISA)がスタートした2018年から「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は「2023年までは月3万3333円」をコツコツ積み立てていたものの、2024年に新NISA制度が導入されたのを機に、夫婦それぞれの口座で「年初に一括で360万円」合計720万円を一気に投入したといいます。

新NISAが話題になるにつれ、「節約して入金力を高めたい」との思いがさらに高まったそうで、「今まではあまり本気で資金形成したいと考えていなかったが、投資の大切さを思い直して頑張ろうと思った」と投稿者。

現在の運用実績については「元本約860万円→運用益込1100万円」。長年の積み重ねと思い切った一括購入で、しっかりと利益を生み出している様子です(数字は2024年夏場以前のもの)。

37歳・専業主婦の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「日本円で持っているだけの人とは毎日差がついていると思います。あまり生活を大きくせず、余った分は全て投資に回していきたいです。資産が少し増えてきて、心の余裕につながりました」とコメント。

いっぽうで投資に消極的な夫とは意見が合わず、落ち込むことも多かったそう。「積極的に運用している私と夫では、投資信託への知識の差もあり、『暴落が来る』とXで言われる度に『日本円で持っていなくていいのか』と(夫に)言われる度に、悲しくなりました」と吐露。

それでも、「何があっても投資信託はおろさない。3000万円投資信託に入れるまでは何がなんでも節約します」と投稿者。

今積立投資を検討している人には、「できる範囲で構わないから1円でも多くお金を入れた方がいいと思います。投資信託を始めれば自動的に節約志向にもなれると思います」と勧めます。

今後のNISAについては、「2024年はS&P500に360万円×夫婦2人で入れましたが、来年は難しいと思うので、来年の頭に残った貯金を入れて、そこからは月5万円かそこらを積み立てていく」予定とのこと。「全てS&P500です」と心に決めておられるようでした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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