【クイーンズ駅伝】積水化学、史上９チーム目の連覇へ好発進　１区田浦英理歌が区間賞獲得

＜全日本実業団対抗女子駅伝（クイーンズ駅伝）＞◇24日◇宮城県松島町文化観光交流館前〜弘進ゴムアスリートパーク仙台（6区間42・195キロ）

前回王者の積水化学が、史上9チーム目の連覇へ好スタートを切った。

1区（7・0キロ）で田浦英理歌が21分46秒で区間賞を獲得。「去年は1区5位で渡してしまい、チームに貢献できなかったが、今年は去年の悔しさを晴らすために粘り強く走りました」とうなずいた。

序盤から先頭集団につけ、中盤以降も粘り強い走りを披露。終盤では吉薗栞（天満屋）との秒差なしのデッドヒートを制した。

積水化学は全区間で日本代表の経験者が出走。2区に今夏のパリオリンピック（五輪）5000メートル代表の山本有真、3区に23年世界選手権マラソン代表の佐藤早也伽、5区に五輪2大会出場の新谷仁美が控えている。