頭上に流れ星、海面に漁火　「冬の浄土ヶ浜ナイトツアー」付きの旅

　たくさんの星に、漁火や月が雲の合い間から見え隠れする幻想的な景色が広がる。岩手県宮古市を代表する景勝地、浄土ヶ浜のリゾートホテル「休暇村陸中宮古」（休暇村協会・東京）では、12月1日からナイトツアーのついた宿泊プランがスタートする。浄土ヶ浜に整備された自然歩道を歩きながら、ネイチャーガイドが浜の地形や夜の海、夜空に輝く満天の星を解説してくれる。

　松と海と流紋岩の自然色のコントラストが美しい浄土ヶ浜の夜は、波音だけが聴こえる静寂に包まれ、暗やみに浮かぶ白い岩肌が幻想的。満天の星が輝き、運が良ければ頭上には流れ星、海面には漁火を見ることもできる。星座や浄土ヶ浜の成り立ちなどについて、ゆっくり45分かけてネイチャーガイドが解説を交えながら案内してくれる。浄土ヶ浜は、東北で最も美しい星空を見ることができる場所として天体ファンの間では有名なスポットで、冬になると空気も澄み、一層美しい夜空を堪能できる。休暇村から浄土ヶ浜間は送迎バスを用意。

　期間は2025年3月31日まで。料金は平日2人1室利用（1泊2食+ナイトツアー付き）で、大人1人税込み1万4600円〜。3日前まで2人以上で休暇村陸中宮古ホームページから要予約。

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