【クイーンズ駅伝】広中璃梨佳5年ぶりバースデーラン 優勝かみしめ「最高の誕生日」

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2024年11月24日 17:37  日刊スポーツ

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この日24歳の誕生日を迎えたJP日本郵政グループの3区広中(右)はチームメートと抱き合い優勝をかみしめる(撮影・浜本神威)

<全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)>◇24日◇宮城県松島町文化観光交流館前〜弘進ゴムアスリートパーク仙台(6区間42・195キロ)



JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4年ぶり4度目の優勝を果たした。


23年世界陸上7位入賞の広中璃梨佳(24)は、今季初レースながら3区で快走。33分33秒で区間2位をマークした。


優勝のゴールテープを切って倒れ込むアンカー・太田琴菜(29)にチームメートが駆け寄る。みんなで歓喜の輪つくり勝利をかみしめたあと、広中は1人1人と抱き合いながら言った。「最高の誕生日になりました!」。


この日、24歳の誕生日を迎えた。5年前のクイーンズ駅伝も11月24日。その時には1区(7・0キロ)を走り、当時の区間新記録となる21分32秒でチームを勢いづけた。勢いそのまま、チームは16年以来2度目の優勝を果たした。


5年ぶりのバースデーランで優勝。喜びもひとしおだった。今季は右ひざのけがに苦しみ、「振り返ると、すごい苦しい1年だったなと思います」。復帰までに2カ月以上かかった故障は初めてだったが、それでも必死にもがきながら回復に努めた。「踏ん張れた、ここまで来られたのはチームの支えが、メンバーの存在があったからこそ。苦しみがうれしさに変わった瞬間でした」。最高の誕生日プレゼントをかみしめた。【浜本神威】

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