マンガ『ベルセルク』の主人公ガッツをモチーフに、今は亡き原作者・三浦建太郎への追悼作品として作り上げられた、日本の美術ブランド「ART OF WAR」によるスタチュー「ガッツ鎮魂改」が登場。12月3日12時より、「ART OF WAR」の公式ウェブサイト限定で販売が開始される。
『ベルセルク』は、「月刊アニマルハウス」にて1989年に連載が開始され、その後「ヤングアニマル」に連載の舞台を移した、三浦建太郎によるダークファンタジー。剣と魔法、そして魔物が存在する世界を舞台に、主人公・ガッツの壮絶なる生きざまを描く。重厚なストーリーに魅力あるキャラクター、圧倒的で緻密な作画、そして何者にも追随を許さぬ創造力で、日本の読者だけでなく世界の読者をも魅了する。
海外では延べ20の国と地域で翻訳されており、全世界でのシリーズ累計発行部数は紙と電子をあわせて6000万部を数える。1997年〜1998年にテレビアニメ化されたことを皮切りに、2012年〜2013年に3部作で劇場アニメ化、2016年に〜2017年に再度のテレビアニメ化を果たした。「黄金時代」を描いた劇場アニメは公開から10年の時を経て、2022年にメモリアル・エディションとしてTVシリーズも放送されている。
このたびの「ガッツ鎮魂改」は、そんな本作の立体造形を作り続ける中で三浦ととても深い交流があったという「ART OF WAR」が、2022年に発表した「ガッツ鎮魂」との2部構成による追悼作を完結させる作品として手掛けたスタチューだ。
前作「ガッツ鎮魂」は、生身の姿であるガッツがモチーフで「静」が表現されていた。本作「ガッツ鎮魂改」はガッツのもうひとつの姿である、鎧に身を包んだ“狂戦士”の姿で「動」をテーマにしており、開発には1年以上の期間が費やされた。
前作をベースにしつつも、大幅に細部の改変が行われているのが見どころ。狂戦士の持つ強靱かつ俊敏、無機質で、意思を持たないかのような特徴表現にも注力された。また、リアルさを追求するためにプロポーションバランスも慎重に調整され、筋肉や脂肪が多い胴体や手足は甲冑と一体化して収縮してタイトにデザインされている。
筋肉のメリハリを強調する一方で、頭部は頭骨があり収縮に限界があるのでやや大きめのバランスがとられた。これにより、従来にない独自の圧倒的リアリティを生み出している。甲冑のカラーリングも、これまで以上にリアリティが追求され、鋳造で作り上げたかのような質感に仕上げられた。
価格は税抜きで、「ガッツ鎮魂改」と付属品「戦魔兵」付きが280,000円、「ガッツ鎮魂改」のみが250,000円。付属品付きは限定77体、本体のみは限定30体の販売となる。12月3日12時より、「ART OF WAR」の公式ウェブサイト限定で取り扱われる。詳細はサイトまで。
<商品の詳細>
作品名:ガッツ鎮魂改
受注開始日時:2024年12月3日12時から(日本時間)
ART OF WAR公式ウェブサイトでのみ販売予定。
価格と限定数:
限定1:「ガッツ鎮魂改」と付属品「戦魔兵」付き / 280,000円(税抜) ※限定77体販売
限定2:「ガッツ鎮魂改」のみ / 250,000円(税抜) ※限定30体販売
(素材:ポリストーン)
サイズ:
狂戦士(本体):台座 奥行・横幅32cm
奥行(マント含む)36×高さ(マント含む)27×横幅(剣含む)48cm/剣サイズ(柄から)35cm
戦魔兵(本体):高さ12cm
−いずれも期間限定、数量限定にて行います。
−その他詳細については受注開始時に公式ウェブサイトで公開。
<ご注意>
・職人の手作りとなります。色・質感など画像の見え方と差が生じる場合があります。
・画像はイメージです。
・お使いのディスプレイ機器によって、異なる色に見える場合があります。
・撮影、展示環境によって彩色の表現が画像と異なる色に見える場合があります。
・画像はサンプル(試作品)です。生産工程により一部変更になる可能性がございます。
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