【重慶(24日)=阿部健吾】グランプリ(GP)シリーズ第6戦中国杯の女子で5位の渡辺倫果(21=三和建装/法政大)は「クヨクヨしてもしょうがない。早く前を向いて、全日本へ向けてしっかりやっていく」と気持ちの切り替えを強調した。
ショートプログラム(SP)5位も、首位と1・78点差の僅差で迎えた前日23日のフリーでは、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を着氷させたが、以降のジャンプで転倒。演技直後は悔し涙を流していた。「昨日はお騒がせしました」と照れ笑い。じっくり振り返ると、「自分ができたことも大きかった」と収穫もあった。優勝したアンバー・グレン(米国)の3回転半を練習から見る機会もあり、「見て覚えて日本に帰れる」と今後に生かしていく。
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