ラ・リーガ第14節が24日に行われ、レガネスとレアル・マドリードが対戦した。
リーグ連覇を狙うレアル・マドリードはここまで12試合を消化し勝ち点「27」を獲得。前々節は宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”に0−4で惨敗したが、前節はヴィニシウス・ジュニオールのハットトリックもあり、オサスナに4−0で快勝した。連勝を目指す今節は14位レガネスの本拠地に乗り込んでの一戦。暫定「7」ポイント差で首位を走るバルセロナを追走するためにも勝ち点「3」が欲しい試合となる。
序盤からレアル・マドリードがレガネスを押し込む展開が続く。10分に最前列から落ちてボールを受けたヴィニシウス・ジュニオールがワンタッチで相手DFラインの背後へ展開し、抜け出したキリアン・エンバペがネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定。一方のレガネスは22分、フアン・クルスが右から仕掛けてボックス内へスルーパスを送り、抜け出したムニル・エル・ハダディがシュートを放ったが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
25分、レアル・マドリードはエドゥアルド・カマヴィンガのパスを受けたアルダ・ギュレルが左からドリブルで仕掛けてボックス内へ侵入。巧みなボールタッチで対峙したDFを翻弄したが、左足のシュートは惜しくも相手GKにセーブされる。その後も押し気味に試合を進めると、43分には敵陣ボックス前でボールを奪い、ヴィニシウスが抜群の加速でボックス内右へ持ち運ぶ。グラウンダーの折り返しをエンバペがダイレクトで押し込み、先制に成功した。
1点リードで迎えた後半、レアル・マドリードは決定機こそ作れないものの、レガネスにも大きなチャンスを与えず、試合を優位に進めていく。66分にはエンバペがボックス左手前という絶好の位置でFKを獲得すると、ボールを軽く動かし最後はフェデリコ・バルベルデが右足を強振。グラウンダーの強烈なシュートがゴール左下隅に突き刺さり、リードを2点に広げた。
2点ビハインドとなったレガネスはなかなか反撃の糸口を掴むことができず。81分、レアル・マドリードは自陣でのボール奪取からカウンターを発動し、ヴィニシウスのスルーパスに抜け出したエンバペが右足を振り抜くも、相手GKがセーブ。その4分後にはセットプレーのこぼれ球を拾ったブラヒム・ディアスが振り向きざまに右足を一閃。ディフレクトしたボールがクロスバーを叩くと、最後はベリンガムが頭で押し込み、決定的な3点目を奪った。
試合はこのまま終了し、レアル・マドリードが連勝を飾った。次節、レガネスは11月30日にアウェイでアラベスと、レアル・マドリードは12月1日にホームでヘタフェと対戦する。
【スコア】
レガネス 0−3 レアル・マドリード
【得点者】
0−1 43分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
0−2 66分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
0−3 85分 ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)