ラグビー「リーグワン」1部のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)は25日、ウェールズ代表としてW杯3大会連続出場中のWTB/FBリアム・ウィリアムズ(33)が妻の第1子出産で退団すると発表した。
在籍1年で日本から去ることとなり「日本を離れる決断は決して簡単なものではありませんでしたが、妻と私はもうすぐ第1子を迎えることに感激しており、この特別な時期を迎えるにあたり、家族のもとへ戻ることが私にとって重要だと感じ決断しました」とコメント。前川泰慶ゼネラルマネジャー(GM)は「チームとしても容易な決断ではありませんでしたが、話し合いを重ねていく中、家族第一というのはチームの方針でもありますので、最終的には彼とご家族の決断を尊重することとなりました」と説明した。
ウィリアムズ、前川GMのコメントは以下の通り。
◆ウィリアムズ
クボタスピアーズとオレンジアーミーの皆さんへ
|
|
日本を離れて故郷の家族のもとへ帰る準備をする中で、皆さんに心からの感謝の気持ちを伝えたいと思います。
日本を離れる決断は決して簡単なものではありませんでしたが、妻と私はもうすぐ第1子を迎えることに感激しており、この特別な時期を迎えるにあたり、家族のもとへ戻ることが私にとって重要だと感じ決断しました。
この機会に、フランヘッドコーチをはじめとするコーチ陣、チームマネジメントの方々に、私の家族の状況について非常に理解を示し、イギリスへの帰国を許可してくれたことに感謝したいと思います。
このクラブの一員であることは、私の人生で最も忘れられない経験の1つです。厳しいトレーニングセッションから、フィールド内外で共有した友情まで、ラグビーだけでなく、チームワーク、リカバリー、友情など、多くのことを学びました。
皆さんのサポート、情熱、そして試合へのサポートは本当に感動的で、このような特別なグループに迎え入れられたことをとても幸運に思います。
|
|
私たちが築いてきた絆と、一緒に作り上げてきた思い出を、私はいつまでも大切にします。
この素晴らしいチームを心から恋しく思います。私は遠くからいつも皆さんを応援しています。連絡を取り合い、皆さんの成功を追いかけていきたいと思っています。
◆前川GM
オレンジアーミーの皆さま
いつも応援していただきありがとうございます。
|
|
本日はリアム選手の退団を皆さんに報告させていただきます。
リアム選手から第1子の誕生を迎えるにあたり家族のサポートを優先するため、11月末をもってチームを退団したいという申し出がありました。
チームとしても容易な決断ではありませんでしたが、話し合いを重ねていく中、家族第一というのはチームの方針でもありますので、最終的には彼とご家族の決断を尊重することとなりました。
リアム選手のこれまでのチームへの貢献に感謝するとともに、これからのご家族の旅路が素晴らしいものになることを祈念しております。
オレンジアーミーの皆さまには、チームとリアム選手への変わらぬサポートとご声援をちょうだいできれば幸いです。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。