ユナイテッドアローズが茨城県境町とパートナーシップ締結、小中学校の体操服をデザイン

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2024年11月25日 16:21  Fashionsnap.com

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 ユナイテッドアローズが、茨城県境町と包括連携パートナーシップを締結した。12月7日から境町の道の駅さかいに設置される、隈研吾が設計した町の観光案内所「ユナイテッドアローズ スタンド」を皮切りに、ユナイテッドアローズによるふるさと納税返礼品や、町営小中学校の体操服のプロデュースなど、さまざまな取り組みを開始する。

 都内から車で約1.5時間ほどの場所にある茨城県境町では、ふるさと納税の寄付金額が7年連続関東1位。「子育て支援日本一」を掲げた手厚い子育て・教育支援、住宅環境の整備など、町として変化を恐れずさまざまな取り組みを行い、移住者を集めている。今回、「セレクトショップ出自のユナイテッドアローズが35年かけて培ってきた“セレクト編集力”を地域共創に活かし、“町の応援団”としてプロデュースを行うことで魅力を編集提案する」という新たな地方創生の考え方が合致し、パートナーシップが実現。今後、境町と協業しながら、各種コンテンツとともに町の魅力を町内外に発信していく。
 隈研吾の建築による施設数が全国1位の境町では、隈研吾建築都市設計事務所とのコラボレーションによるユナイテッドアローズ スタンドを道の駅さかいに設置。モノを売るだけではなく、町の魅力を伝える観光案内所のような役割の場として、ふるさと納税返礼品を含むオリジナルフード・ドリンクやスーベニアグッズの販売のほか、同社編集による町の広報誌「SAKAIMACHI GUIDE」の配布もスタートする。店舗は移動式のため、境町の魅力発信に向けて全国を巡回する予定だ。

 また同社は、境町の町立小学校5校、中学校2校の体操服をデザイン。各学校の校歌の一文やシンボルをかたどった共通のロゴを刺繍した。境町が町民用の保養施設として所有する軽井沢の別荘は、同社が内装と外装デザインを監修・プロデュース。同施設は、町民の宿泊のほか、公立学校の林間学校や英語合宿等に活用される。
 そのほか、12月7日と8日には「ユナイテッドアローズ アウトレット」が境町に出張。「UNITED ARROWS OUTLET 境町店 LIMITED STORE」を限定オープンし、境町のアクティビティ豊富な生活やホリデーシーズンにも楽しくなるアイテムを販売する。町内を走る自動運転バスと、境町と東京駅間を結ぶ高速バスでは、ユナイテッドアローズのオリジナルデザインが登場。境町をイメージしたブルーと、同社のオレンジをグラデーションでデザインした。

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