水野晃樹氏、岩手の新GM兼強化部長に就任「JFLに降格した悔しさを今度は違う立場から…」

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2024年11月25日 16:46  サッカーキング

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今季限りで現役引退する水野晃樹 [写真]=J.LEAGUE
via Getty Images
 いわてグルージャ盛岡は25日、2024シーズン限りで現役を引退したMF水野晃樹氏について、同クラブのGM兼強化部長に就任することを発表した。

 既に2024明治安田J3リーグは全日程が終了しており、岩手は5勝7分26敗の成績で勝ち点「22」の獲得にとどまり、最下位の20位でシーズンを終えた。第26回日本フットボールリーグ(JFL)を優勝した栃木シティがJリーグ入会要件を満たしたことにより、2024明治安田J3リーグを最下位で終えたチームはJ3会員資格を自動喪失することが決定。つまり、岩手はJFLへの自動降格が決定していた。

 無念のJ3降格が決まった岩手は25日、同クラブの運営法人である株式会社いわてアスリートクラブが発行する株式の33.4%が、NOVAホールディングス株式会社に譲渡されることを発表。同時に、同クラブの役員体制変更も発表しており、代表取締役社長兼オーナーの秋田豊氏が退任し、NOVAホールディングス株式会社の稲吉正樹代表取締役が岩手の代表取締役オーナーに就任していた。

 また、役員体制の変更だけでなく、強化部の人事についても新たな決定がなされた。神野卓哉GM兼強化部長が退任し、代わって水野氏が同職に就くこととなっている。

 今回の決定を受けて、水野氏は岩手を通して次のようにコメントを発表した。

「来季からいわてグルージャ盛岡のGMに就任することになりました水野晃樹です。JFLに降格した悔しさを今度は違う立場からチームを立て直し支えたいと思います。プレーヤーの時と同じように情熱を注ぎながら昇格へ向けサポートして行きたいです。手と手を繋ぎ皆様と共に成長して1年で昇格しましょう。よろしくお願いします」

 水野氏は1985年9月6日生まれの現在39歳。2004年にジェフユナイテッド千葉でプロデビューを飾ると、2005年と2006年のリーグカップ連覇に貢献し、2007年には千葉時代の恩師である故イビチャ・オシム氏の指揮下でA代表デビューも果たした。2008年にはセルティックへ完全移籍し、欧州でのプレーも経験。その後は柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台、サガン鳥栖、ロアッソ熊本、SC相模原、はやぶさFC(現:関東サッカーリーグ)に在籍し、2023年に岩手へ完全移籍加入。2024年9月29日に同シーズン限りでの現役引退を発表。2024明治安田J3リーグでは9試合のピッチに立ち、スパイクを脱いでいた。

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