実業家の前澤友作氏が代表取締役社長を務めるカブ&ピースは、新しいMVNOサービス「KABU&モバイル」への申し込みが殺到していると案内している。この影響で、回線の切り替え手続きが行えない他、一部ユーザーがモバイル通信を一時的に使用できなくなっているという。
KABU&モバイルは、同社が11月20日に開始した新サービス「カブアンド」のMVNOサービスで、大手3キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)のネットワークに対応する。カブアンドは、電気、ガス、モバイル通信などのサービスを利用すると、利用料金に応じて同社の未公開株と交換できる電子チケット「株引換券」を付与するのが大きな特徴だ。
KABU&モバイルの月間データ容量と月額料金は、3GBが1078円(税込み、以下同)、5GBが1298円、10GBが1738円、20GBが2178円、50GBが3828円で、株引換券の還元率は通常会員が10%、プラス会員が20%となっている。
カブアンド公式Xアカウント(@kabuand_jp)によると、MNP制度で電話番号を引き継ぐ際、ソフトバンク回線を選択できなくなっているが、ドコモとauの回線は選択できるという。この他、同社はモバイル通信を一時的に使用できない一部ユーザーに対し、別途個別にメールを送ると案内している。
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こうした事態を受け、同社は「開始早々にご不便ご迷惑をおかけし大変申し訳ありません」と謝罪した上で、「諸々改善に努めます」としている。
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