マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、クラブとの契約延長について言及した。25日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
現在33歳のデ・ブライネは母国ベルギーのヘンクでプロデビューを飾り、以降はチェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクでプレー。2015年には、当時のクラブ最高額となる5500万ポンド(約107億円)の移籍金でマンチェスター・シティへと加入した。1年目からスタメンの座を掴むと、その後は世界トップクラスの司令塔に成長。公式戦391試合出場103ゴール170アシストの成績を残しており、今年の5月にはプレミアリーグの歴代アシストランキングで単独2位に浮上した。
現行契約が今季までとなっており、来季以降の去就に大きな注目が集まっているデ・ブライネ。サウジアラビアからの接触が報じられる同選手だが、競技面と家庭面の観点からMLSでのプレーを希望しているとも噂されている。
そんななか、デ・ブライネがマンチェスター・シティとの契約延長交渉について言及。「シーズンが始まったとき、もちろん話し合いが行われることはわかっていた」と述べつつ、「ブレントフォード戦で太ももの負傷があり、そのことは一旦しまっておいた」と語った。
また、「あまり物事に執着しているわけではないが、特に言えることはあまりない。僕は元気だし、幸せだし、とにかくまだサッカーがしたい。どうなるかは分からない」とコメント。続けて、「話し合いの時は来るだろう。もしも話し合いの時が来なければ最後の年になる。僕はただ良いサッカーをしたいだけなんだ」と口にしている。