身の危険を感じて仕事を辞めた人のエピソードが寄せられている。訪問看護の仕事を2か月で辞めたという40代女性(群馬県)。実際に働いた期間は1か月ほどだったと言い、退職理由を「社長がパワハラ、フキハラでした」と振り返っている。
「仕事は慣れてるからと看護の仕事以外はオリエンテーションもなく、なぜかマッサージやリハビリ、筋トレに料理、買い物までやらされる始末」
看護師の仕事はもちろん、リハビリを行う理学療法士やホームヘルパーのような仕事まで押し付けられたようだ。(文:林加奈)
「私のせいで患者さんがケガをしたかのように言われた」
当然ながら会社のやり方に疑問を持ち始めるようになった。そんな中、
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「初めて行く場所に頼まれた書類を持って行ったところ、書類に不備があり会社に戻り探してもわからず、連絡したところ『使えない』と言われその後は無視」
と、ろくに仕事を教えてくれないのに職場いじめのような対応をされてしまう。
「先輩看護師の補佐で入浴介助に行き、患者さんがケガをしてしまい、私のせいで患者さんがケガをしたかのように言われた」
その記録を残しておかなかったことで社長の怒りが爆発したようだ。
「『ここに他に誰もいなかったら、たぶん殴ってる』と言われて、恐怖を感じて辞めました。給料も安く、休みらしい休みもなかった」
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と、退職理由を語る。しかも「先輩たちは1週間分以上記録していないのに」と理不尽を感じていたようだ。もちろん記録の不備はよくないが、補佐役の女性がそこまで責められるのも解せない。なお、退職後の心境については
「辞めて心底よかった。辞めないまま、いつ殴られるんだろうと思いながら仕事をしたくなかった」
と、安堵したようにつづっていた。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
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