レアル・マドリードは25日、同クラブに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの負傷状況を発表した。
現在24歳のヴィニシウスは、母国ブラジルのフラメンゴでプロキャリアをスタート。2018年7月にスペインの強豪レアル・マドリードへと加わった。1年目から公式戦31試合出場4ゴール8アシストを記録すると、徐々に数字を伸ばしながら攻撃陣の中心へと成長。加入からこれまで公式戦282試合出場96ゴール65アシストをマークし、今シーズンも“銀河系軍団”の新たな象徴として躍動している。
今季は開幕から不安定な戦いを露呈し、すでに公式戦で3つの黒星を喫しているレアル・マドリード。そのなかでも傑出したパフォーマンスでチームを牽引するヴィニシウスは、ここまで公式戦18試合出場12ゴール6アシストを挙げていた。
しかし、同選手は24日に行われたラ・リーガ第14節レガネス戦(3−0◯)で負傷した模様。レアル・マドリードは試合翌日にヴィニシウスのメディカルレポートを発表し、「検査の結果、左足大腿二頭筋の損傷と診断された。経過を観察中である」と現在の状況を説明している。
なお、スペイン紙『マルカ』は同選手が約1カ月程度にわたって戦列を離脱する見込みと報道。「これはブラジル人選手にとっては珍しいことではなく、昨シーズンもこの時期に2度負傷している」と指摘しつつ、「ヴィニは非常に爆発力のある選手であり、試合と移動の積み重ねによる疲労は、筋肉に特別な注意を払わなければならないことを意味する」と主張した。