竹内涼真×町田啓太、男と男の官能の本格競技ダンス映画『10DANCE』Netflixで制作決定

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2024年11月26日 08:46  ORICON NEWS

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竹内涼真、町田啓太がW主演、Netflix映画『10DANCE(テンダンス)』2025年配信
 男性2人のダンスに懸ける情熱、闘志、対抗心、そして苦悩や嫉妬を描いた、井上佐藤による漫画『10DANCE(テンダンス)』(講談社「ヤングマガジン」連載)が、動画配信サービス「Netflix」の企画・製作により実写映画化。俳優の竹内涼真と町田啓太がダブル(W)主演を務めることが発表された。来年(2025年)配信予定。

【画像】原作『10DANCE』書影

 今ある競技ダンス漫画の先駆け的作品として瞬く間に人気を博し、「このBLがやばい!2019」を受賞するなど、甘く刺激的な大人の“恋”と“ダンス”の物語は読む人の心をわしづかみしている話題の漫画の実写化に挑むのは、『るろうに剣心』シリーズ、『レジェンド&バタフライ』などの大友啓史監督。ダイナミックさと繊細さを併せ持つ、この豪華絢爛な世界観を、精巧に描き出す。

 W主演を務める竹内と町田は、ドラマでの共演以来、約8年ぶりの共演。主演作「六本木クラス」や「ブラックペアン」など話題作への出演が続く竹内は、今作がNetflix作品初参加。ラテンダンス日本チャンピオンで、世界に通用する実力を持ちながら、ある理由から国内の大会にこだわる主人公・鈴木信也(すずき・しんや)を演じ、社交ダンスにも初挑戦する。

 『幽☆遊☆白書』『グラスハート』などNetflixの注目作品への出演が続く町田が演じるのは、竹内演じる鈴木信也を<10ダンス>の世界に誘う、スタンダードダンス日本チャンピオンで世界2位という記録を持つもう一人の主人公・杉木信也(すぎき・しんや)。

 生きてきた世界も、性格も何もかも異なり交わるはずのなかった2人の信也が、共に<10ダンス>の頂点を目指すことで、ぶつかりながらも強くひかれ合っていく様子を、情熱的かつ丁寧に描いていく。

 実写化に際し、原作者である井上佐藤は「大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております」とエールを贈っている。

■ストーリー

 ラテンダンスの日本チャンピオン・鈴木信也(竹内涼真)とスタンダードダンスの日本チャンピオンで世界2位の記録をもつ杉木信也(町田啓太)。土俵は違えど、名前が1文字違いであることから比較されることに、負けず嫌いな鈴木はいら立ちを覚えていた。そんなある日、杉木から「<10ダンス>でチャンピオンを共に目指そう」と突然誘いを受ける。

 10ダンスとは、ラテン5種とスタンダード5種の両方を極めたダンサーたちが、全10種類のダンスで競い合う競技ダンスのこと。それぞれが教え合い、世界を目指そうという杉木の提案に対して、最初はその余りの無謀さから断る鈴木だったが、挑発的で闘争心を煽るような杉木の態度に押し負けて、怒りのまま引き受けることに。

 性格も何もかも正反対な2人はぶつかりながらも、日々レッスンを重ねるなかで互いに切磋琢磨し、徐々に距離を縮めていく。そして次第に鈴木は杉木にひかれ始めていることに気づく…。

■大友啓史(監督)のコメント

 愛に関する器、その器量を創り手に強く問うてくる作品です。
 身体を重ね、眼差しを交わした瞬間、優美さの裏側に潜む秘めた感情や情熱と共に、さまざまなボーダーを超えた、未だ見ぬ新しい何かが産み落とされていくかのようです。
 日々心を震わしながら、この挑戦に取り組んでいます。
 竹内涼真、町田啓太の魅力をたっぷり添えて。ゴージャスで魅惑的な、そして今まで見たことのない新鮮なダンス映画を世界にお届けしたい。
 どうぞご期待ください。

■井上佐藤(原作者)のコメント

 この度の映像化のお話を伺ったとき、正直に言えば「期待1:不安9」の割合でした。理由は、『10DANCE』の映像化には製作費をかけ、監督に恵まれ、キャストにも充分なダンスの資質が無ければ無理であろうと考えたからです。

 ですがその後、製作がまさかのNetflixさんと聞き、不安が一つ消えました。さらに大友監督がメガホンを握ることに決まり、その映像から受ける美意識の高さに緊張が走りました。鈴木役の竹内さんは短髪で精悍なイメージがありましたが、髪を伸ばした笑顔を拝見して、「あ、”兄ちゃん”キャラだ!! しかも気さくな感じ…」と、鈴木との共通点を見つけて、うれしくなりました。杉木役の町田さんは、原作の杉木よりもずっと優しく甘いマスクで、貴公子感にあふれていて、ときめきました。このお二方の配役は私の中でストンと腑に落ちました。

 もちろん映像化にあたっては、漫画通りという訳にはいかないと思いますが、大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております。

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