かつてリヴァプール一筋でプレーした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、エジプト代表FWモハメド・サラーの発言を批判した。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在32歳のサラーは2017年7月からリヴァプールでプレーしており、これまで公式戦367試合出場で223ゴール99アシストを記録するなど、中心選手として長年活躍してきている。しかし、現行契約が2025年6月30日までと今シーズン限りとなっていることから、去就には注目が集まっている。
そんなサラーは24日に行われたプレミアリーグ第12節のサウサンプトン戦(○3−2)後に「まだクラブからオファーは受け取っていない」と語り、残留よりも退団に近づいていることを明かした。
この発言を受け、キャラガー氏は「現時点では評価に明らかに大きな差がある。金銭面にしろ、契約期間にしろ、モー・サラーと代理人が自分たちを評価していることと、リヴァプールが評価していることにね」と語りながら、サラーの発言には失望したことを主張した。
「つまり、リヴァプールがまだオファーを出していない理由はモー・サラーがそれを断るだろうからであり、まだ交渉中なんだ。私は彼らが合意することを切望しているけど、昨日の試合後のインタビューが公開されて、私はモー・サラーに非常に失望していると言わざるを得ない」
「リヴァプールはミッドウィークにレアル・マドリードと対戦し、週末にはマンチェスター・シティとの対戦を控えている。それが今のリヴァプールの話だ。モー・サラーのことは皆よく知っている。7年間在籍したクラブで地元の記者がいるミックスゾーンに2回も止まることは彼の権利であり、それは全く問題がないことだ」
「しかし、彼はアウェイのサウサンプトンで3度も立ち止まり、リヴァプールが勝利したことを消し去ってしまった。今シーズンのリヴァプールにとって最も重要なことはモー・サラーの将来でも、フィルジル・ファン・ダイクの将来でも、トレント・アレクサンダー・アーノルドの将来でもない」
「最も重要なことはリヴァプールがプレミアリーグで優勝することだ。それは選手の誰よりも重要なことであり、もし彼がコメントを出し続けたり、彼の代理人が不可解なツイートを出し続けたりするなら、それは利己的なことであり、クラブのことではなく、自分たち自身のことを考えているということだ」