車内広告で金利0.3%の普通預金が適用される銀行があると知りました。利用する上での注意点は何でしょうか?

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2024年11月26日 11:31  All About

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老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問に専門家が回答します。今回は、金利の高い普通預金についてです。
お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。

今回は、金利の高い普通預金についてです。

Q:車内広告で金利0.3%の普通預金が適用される銀行があると知りました。利用する上での注意点は何でしょうか?

「先日、電車に乗っていたときに車内広告で金利0.3%の普通預金が適用される銀行があると知りました。利用する上での注意点は何でしょうか?」(40代)

A:申込条件などを確認し、利用することが大切です

電車の中で見かける広告には、魅力的なものがいっぱい。その中には、金融商品の広告も含まれており、関心を示す人は少なくありません。では、実際にその商品を利用する場合には、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?

大手都市銀行の普通預金の金利が0.1%をつけている中、3倍もの金利をつけている普通預金があるなら、関心を引くのは当たり前ですよね。そのような場合、まず心掛けてほしいのが、利用する場合にはどのような条件があるのか、ということです。

銀行や商品によっては、新規のみや上限金額ありなどの条件がつくことがある

魅力的な金利をつけている金融商品の場合、新規のみ利用できるものや、預入金額に最低金額や上限金額が設けられていたり、金利が適用される期間が設けられていたりすることが多いようです。

高金利の普通預金を利用したいなら、まずはどのような条件があるのかを確認し、自分は利用対象者なのか、目的に合った運用ができる商品なのかを確認することが大切です。

また、今まで使っている金融機関に加えて新たな取引をスタートさせますので、口座開設の準備や手間はどれくらいかかるのか? 店舗があるような金融機関の場合、その店舗へ行くための交通費はいくらなのか? 確認しましょう。

高金利をつけている普通預金の場合、ネット銀行の可能性が高いのですが、もし、有人店舗で申し込むような場合には、得られる利息以上に交通費がかかってしまうことがあり、これでは本末転倒です。

なお、例えばSBI新生銀行の場合、SBI証券の口座とSBI新生銀行の口座を連携することで、優遇金利が適用されるなどのサービスもあります。現在、利用している銀行でも、優遇金利が適用されないか確認してもよいでしょう。

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)

金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))

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