今年のチャンピオンズCが3歳馬に有利な理由とは?「12月1日」開催の秘密

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2024年11月26日 11:45  netkeiba

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不来方賞を制したサンライズジパング(撮影:高橋正和)
 今年のチャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)は3歳馬が有利!? あるルールの影響で例年よりも1kg減で出走できるサンライズジパング(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)に追い風が吹いている。

 詳しく解説しよう。1800mの場合、3歳馬の負担重量は古馬に対して11月は2kg減、12月は1kg減と定められている。ただ、開催日が2日以上連続する場合、月をまたいだ日曜は土曜と同じルール。そのため、12月1日に行われるチャンピオンズCは2kg減となるのだ。前身のジャパンCダート時代に開催時期を繰り下げて以降、3歳馬が2kg減で出走できるのは3回目。ちなみに前回の19年は3歳のクリソベリルが古馬を撃破して、JRA・GI初制覇を果たしている。

 今年はサンライズジパングが唯一の3歳馬として参戦する。芝ダート二刀流でキャリアを重ねてきたが、今秋はダートに専念。不来方賞で重賞初制覇を果たすと、ジャパンダートクラシックではフォーエバーヤング、ミッキーファイトに続く3着に健闘。そして古馬と初対戦となった前走のみやこSで2つ目のタイトルを獲得した。今回は更なる相手強化がポイントだが、鞍上の武豊騎手とは4戦3勝、3着1回と好相性。そして左回りに替わるのもプラス材料。斤量の恩恵も味方につけて、GI初制覇といきたい。

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