ブリティッシュ・エアウェイズは、新しいファーストクラスの座席を発表した。エアバスA380型機の改修計画の一部で、2026年半ばにも就航する。
横幅36.5インチ、ベッド長79インチ。スライド式ドアと多目的オットマン、収納式テーブル、32インチ4Kモニター、ムード照明、個人用荷物収納スペースなどを備える。3つの窓はボタンで操作できる。60インチの壁に囲まれ、プライバシーも確保しているほか、座席内部のパネルは音響効果と吸音効果がある。
客室全体の優雅な曲線は、コンコルドの翼からインスピレーションを得た。航空会社のスピードマークをさりげなく引用し、さらにコンコルドへの敬意を示す、目を引くデザインのアンビエントライトも擁する。
同行者と食事を楽しめる「バディダイニング」機能や、ワイヤレスコントローラータブレットには、「Do Not Disturb」ボタンも設け、最大限急速したい場合に客室乗務員に通知できる。
座席は、クラブ・スイートや短距離路線用の座席を製作したコリンズ・エアロスペースRTXが北アイルランドのキルキールで製造する。デザインはタンジェリン・デザイン・コンサルタンシーが手掛けた。
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ブリティッシュ・エアウェイズは現在、欧州の航空会社として唯一、ロンドン発着の大西洋横断路線にファーストクラスを設定している。