関東で相次ぐ強盗事件のうち、今年9月に東京・練馬区で起きた強盗傷害事件で、犯行に使われた道具の調達役として起訴された男が高齢の女性からキャッシュカード2枚をだまし取ったなどとして、再逮捕されました。
詐欺と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、埼玉県富士見市の無職・戸石知哉容疑者(28)です。
戸石容疑者は今年10月、銀行の職員になりすまし、静岡県内の80代の女性からキャッシュカード2枚をだまし取り、コンビニのATMで現金20万円を引き出した疑いがもたれています。
警視庁によりますと、戸石容疑者は闇バイトに応募し、指示を受け、女性の家を訪れて犯行に及んでいて、報酬として、現金数万円を受け取っていたということです。
戸石容疑者は関東で相次ぐ強盗事件のうち、今年9月に練馬区で起きた強盗傷害事件で、犯行に使われた道具の調達役だったとして、起訴されていました。
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警視庁が戸石容疑者の携帯電話を解析し、余罪を調べる課程で、今回の事件への関与がわかったということです。
警視庁は戸石容疑者がほかにも少なくとも3件の特殊詐欺事件に関わったとみて、余罪を調べています。