今回ご紹介するのはマルピギアさんがニコニコ動画に投稿した『【釧路廃墟探索】客足9割減 再起を懸ける温泉街「川湯温泉」【釧路のずんだもん』です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
釧路のずんだもんによる 釧路の廃墟スポット探索です
今回訪れたのは川湯温泉街の廃墟たち バブル崩壊や その泉質の影響で 錆びれてしまった温泉街
現在復活に向けて様々な施策が動き出しています
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北海道の阿寒摩周国立公園内に位置する川湯温泉。
かつては映画の聖地として多くの人が訪れた道東を代表する温泉地でした。しかし、近年の新型コロナウイルスの流行などの影響を受け、訪れる人はピーク時から9割減と厳しい現実があり、温泉街は廃墟化が進んでいます。
しかし、暗い話だけでなく、新しいリゾート地としての開発計画が進んでいます!
今回、主に釧路関連の動画を作成しているマルピギアさんが廃墟化と再開発の狭間にある川湯温泉を巡ります。
訪れたのはまだ夏の余韻が残る9月。北海道特有の澄んだ景観が拡がります。
最初に訪れたのは道道52号沿いにあるパレスホテル川湯。
窓からのぞく屋内はきれいなまま保たれており、かつては多くの人が利用していたことがわかります。
屋内に比べると外観は経年劣化が目立ちます。
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現在は再開発に向けて弟子屈町が権利を保持しているようです。このホテルも蘇るのでしょうね。
続いて向かったのはホテルきたふくろう。廃業からまだ日が浅く建物はまだまだ使えそうです。
ピーク時には5億円もの売り上げがあったそうです。
しかし、新型コロナウイルス流行もあり廃業に……。
入口にはまだ当時の張り紙も残っています。
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屋内もとても廃墟とは思えないほどきれいなまま残っています。
近くには足湯も。当然ですが、お湯は出ていなかったとのこと。川湯温泉ではあちこちに足湯があるそうです。
がらんとしてしまった駐車場が、ここが廃墟であることを教えてくれます。
周囲を探索してみると、廃墟になった住宅街もありました。
映画のロケ地になり多くの観光客が訪れ、その後に迎えたバブル期などかつては賑わいを見せた川湯温泉もバブル崩壊以後徐々に廃れていき、現在では画像のように廃墟が並びます。
川湯温泉は鉄すら溶かす強酸性の温泉がウリです。しかし、そのために家電製品がすぐ故障してしますため、設備維持費などもあり廃業してしまうケースもあったそうです。
続いて向かったのは湯富・イン。湯布院ではなく、『湯富・イン』。
コテージやペンションのようなオシャレな雰囲気の建物ですが、時代の波には逆らえずわずか2年で廃業に……。
続いて湖山荘にやって来ました。
青を基調としたレトロな雰囲気が目を引きます。
続いて橘屋。高級感があります。
しかし、こちらも廃墟です。
かつては庭園だった庭は手つかずになり、草木は伸び放題になってしまっています。
ここで川湯温泉の名物も紹介です。
川湯温泉では町の中を温泉の川が流れています。かつては多くの人でにぎわっていたことが想像できます。
最後に向かったのはホテル跡地です。
再開発に向けて今年解体が終わったばかりです!
ここからまた最盛期のような盛り上がりのために新しい道が始まっています。
すでにこの地には新しいホテルの建設も決まっています!
開業が楽しみですね。
ここまで廃業や廃墟など物悲しい話ばかりでしたが、川湯温泉では再興に向けて20年規模の大型プロジェクトが動き出しています!
キャンプ場や出店、温泉ラグーンと完成すれば多くの観光客が訪れること間違いなしの計画が動いています!
その完成予想図には胸が躍りますね!
栄光と衰退、そして再興を目指す北海道の川湯温泉街めぐりを紹介しました。動画内では川湯温泉にかかわる知識や、実際の廃墟の様子や廃業までの経緯なども解説されていますので、フルバージョンをご覧になられたい方はぜひニコニコ動画でご視聴ください。
視聴者コメント
・ここの近くのジンギスカン美味しかった
・川湯温泉は公衆浴場(ガチ温泉)もあって貧乏な人にも優しい
・使われていたときどう使われていたか考えるの本当に好き。廃墟愛してる
・廃業前から細部の手入れが行き届かなくなってたぽい雰囲気もあるのが悲しい
・有力な観光地そばでポテンシャルはあるから、成否はイメージのPRにかかりそう
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【釧路廃墟探索】客足9割減 再起を懸ける温泉街「川湯温泉」【釧路のずんだもん』
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