ラグビー日本代表(世界ランク13位)のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)が、選手との“コミュニケーション問題”について言及した。
26日、欧州遠征「リポビタンDツアー2024」を1勝2敗で終え、開催地から帰国。シーズン総括会見に臨んだ。今遠征は初戦でフランス(当時同7位)に12−52で完敗。第2戦でウルグアイ(同19位)を36−20で破ったが、最終戦でイングランド(同7位)に14−59で敗れた。
最終戦後に、CTB梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)が「正直どこでボールを取るかのプランが、今はあまりない。相手のエラー待ちになってしまう。ディフェンスのゴールが見えない」「選手は(首脳陣から)下りてきたものでやるしかない。自分たちに下りてきた情報の中では、やれることはやった。言葉が難しいけど、お互いが成長しないとここから伸びることはない」などと、危機感を示していた。
この日、選手との“コミュニケーション不足”について問われたジョーンズHCは「そういったところもあるかもしれない」と認めつつ、「新しくチームがスタートした時は、そういうことはありがち」。コーチ陣が新しくなっていることもあり、「プレーヤーとのコミュニケーションでは、そういった問題が生じることもあるかもしれない」とだけ述べ、多くは語らなかった。【飯岡大暉】
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